AIでアニメーション生成をしたい
無料で試せるAIアニメーション生成ツールは?
画像など素材も作れるAI動画生成アプリはない?
このようなニーズをお持ちの方には、オールインワンの動画生成AIツール「Pollo.ai(ポロエーアイ)」がオススメです。
Pollo.aiは、さまざまな動画生成AI・画像生成AIサービスを一つのプラットフォームで利用できるクリエイター向けのAIツールです。シンガポールの企業が提供していますが、画面は日本語に対応しています。さらに無料プランも有り。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- Pollo.aiのAIアニメーション生成機能について
- Pollo.aiのAIアニメーション生成のクオリティー
- 実際に試したレビュー(良い点・良くない点)
AIツールでアニメーション生成をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
AIアニメーション生成とは

はじめに「AIアニメーション生成」とは、AI(人工知能技術)を活用して動きのあるアニメーション動画を自動生成する技術です。従来のアニメーション制作では膨大な時間と労力を必要としましたが、AIを用いることで、少ないインプットから自然で滑らかな動きを手軽に生成できるようになりました。
最新のモデルではテキスト入力だけでキャラクターの感情表現や複雑な動作を作り出すことも可能です。プロのアニメーターの作業効率化や、個人クリエイターの表現の幅を広げるツールとして注目されており、今後アニメ制作の民主化をもたらすでしょう。
AI動画生成アプリ「Pollo.ai(ポロエーアイ)」とは?

Pollo.aiは、シンガポールの企業が提供するオールインワンのAI動画生成アプリです。テキストや画像から高品質なAI動画を自動生成でき、AIアニメーション生成にも対応しています。メインは動画生成ですが、画像生成の機能も提供しています。
このPollo.aiの「AIアニメーション」機能は11種類のアニメーションスタイルを提供しており、技術的な知識がなくても直感的な操作でアニメーションコンテンツを作成可能です。
アニメーションスタイルは以下の11種類。
- 宮崎駿スタイル
- 新海誠スタイル
- 大友克洋スタイル
- 細田守スタイル
- 宮崎吾朗スタイル
- 湯浅政明スタイル
- 牛嶋新一郎スタイル
- 山田尚子スタイル
- 石立太一スタイル
- 高畑勲スタイル
- 米林宏昌スタイル

日本のアニメーション監督のスタイルが中心です。
少しわかりにくいかもしれませんが、AIアニメーション機能を用いずにアニメーションを生成することも可能です。モデルにより使用できるスタイルが異なりますが、以下のようなスタイルが利用できます。
- ディズニーピクサー
- 現代アニメ
- クラシックアニメ
- ポップアート
- ピクセルアート
- 3Dアニメ
- クレヨン落書き
- ベクターイラスト
など

これらのスタイルを用いることで、誰でも手軽に多様なスタイルのアニメーション動画が生成できます。
今回紹介する「AIアニメーション」機能は、動画生成の一部の機能です。
AI動画生成アプリ「Pollo.ai」のモデルや主な機能

Pollo.aiはAIアニメーション生成以外にも、AI動画生成、AI画像生成が可能です。(先述の通り、AIアニメーション生成はAI動画生成の一部の機能です)
AIアニメーション生成はPollo.ai独自のモデル「Pollo 1.5」で生成していますが、AI動画生成やAI画像生成では他のAIツールを使用して生成することもできます。
Pollo.aiのAIモデル
Pollo.aiで利用できるAIモデルを紹介します。まず、動画生成で利用できるAIモデルは以下の通りです。
- Pollo1.5
- Runway
- Luma AI
- Veo2(Google)
- Pika AI
- Hailuo AI
- Vidu AI
- Kling AI
- PixVerse AI
- Seaweed AI
- Wanx AI
- Hunyuan

有名なRunwayやLuma、PIKAを始め、多数のAIツールを使用できます。テンセントやByteDance(TikTokの運営元)が提供するサービスも利用できるのは面白いですね。
また画像生成で利用できるAIモデルは以下の通りです。
- Stable Diffusion
- Dall-E
- Imagen
- Recraft
- Ideogram
- Flux (Schnell、Dev、Dev Lora、1.1 Pro、1.1 Pro Ultra)

動画生成や画像生成はAIサービス・モデルによって、アウトプットに傾向や違いが見られます。さまざまなモデルを一つのプラットフォーム上で試して、自分好みのモデルを見つけられるのは嬉しいですね。
日本ではアメリカ製の生成AIを利用するのが主流ですが、アジアやヨーロッパなど、さまざまな地域のAIモデルを利用できる点も興味深いですね。
Pollo.aiの主な機能
Pollo.aiの主な機能を紹介します。
- AIアニメーション生成(テキストから)
- AI動画生成(画像から、テキストから、動画から)
- AI画像生成(画像から、テキストから)
- 一貫したキャラクタービデオの生成
- AIビデオエエフェクト
など

Pollo.aiでは単にアニメーションや動画を生成するだけでなく、解像度向上やノイズ除去などの調整もできます。
この記事ではAIアニメーション生成機能にフォーカスして紹介します。
Pollo.aiのAIアニメーション生成を試してみた

それでは、気になるPollo.aiのAIアニメーション生成を実際に試してみて、動画品質を確認してみましょう。
Pollo.aiの使い方
まずPollo.aiの使い方を紹介します。使い方はとても簡単で、基本手順は以下の通りです。
- 画面にログインし、メニューからやりたいこと(使用したい機能)を選択
- モデルを選択
- 画像や動画を選択 or プロンプトを入力
- アスペクト比や解像度などの設定
- 「生成する」をクリック

生成された動画に、さらに調整を加えることも可能です。
次項で実際にアニメーション生成を試していきます。
画像からアニメーション生成
まずは画像からアニメーション生成を行います。
Midjourneyで生成した下の画像を元に、アニメーション生成をしてみます。

今回は「新海誠スタイル」で生成しました。その動画がこちらです。
可愛らしい女の子の動画が生成できましたね。プロンプトには「女の子が振り向いて微笑みかける」という内容を入れました。
動きも滑らかで自然です。キャラクターにも一貫性があって、破綻している箇所はありません。
このレベルなら、商品のプロモーション動画や、LPの動画などで使えるのではないでしょうか。
ちなみに開始と終了それぞれに画像を設定することができます。終わり方を指定したい場合には設定してみるといいでしょう。
テキストからアニメーション生成
続いてテキストからアニメーション生成をしてみましょう。今回は「大友克洋スタイル」を用いてみます。プロンプトには以下のようなシンプルなものを入れました。
A propeller plane flies over the sea, cutting through the clouds
(海の上を雲を切りながら飛ぶプロペラ機
生成された動画がこちらです。
細部に改善の余地はありそうですが、躍動感のあるアニメーションができました。
今回はシンプルなプロンプトなので問題ありませんが、複雑なプロンプトにすると、残念ながら破綻してしまいました。
A futuristic fighter jet, a Japanese pilot, flies over the battlefield and fires missiles
(未来の戦闘機、日本人パイロット、戦場を飛びながらミサイルを打つ)
出力された動画がこちらです。
なんとなっくイメージは伝わりますが、戦闘機やミサイルがよくわからなくなってしまいました。プロンプトも良くなかったですね。アニメ感は良いので、今後に期待したいです。
画像と違って情報が少ないプロンプトからの生成では、シンプルなプロンプトをインプットするほうが良さそうです。
動画からアニメーション生成
最後にお見せするのは、動画からアニメーションを生成するパターンです。まず先に、「街の中を歩くティラノサウルス」の動画を「Kling 1.6」で生成しました。
※ティラノサウルスをよく見せるには縦長にせざるを得ず、見づらいのはご容赦ください。
なかなかクオリティが高いのですよね!平然と歩く人々が、逆に違和感です(笑)。
こちらをアニメーション化します。スタイルは「ディズニーピクサー」で、プロンプトはシンプルなものを入れました。
Cute Tyrannosaurus
かわいいティラノサウルス
生成されたアニメーション動画がこちらです。
冒頭は素晴らしいですが、後半は残念なことになってしまいました。顔の色や形が変わり、目の数も増えてますね(苦笑)。背景の人の動きやビルの変化も不自然です。
ただ、アニメーションとしてのクオリティはそれなりに高く、ピクサーっぽい動画になったのではないでしょうか。
今回はアニメーションに特化して紹介していますが、動画生成自体のクオリティーは高いです。別記事で詳しく紹介したいと思います。
Pollo.aiのAIアニメーション生成の良かった点・良くなかった点をレビュー

Pollo.aiのAIアニメーション生成機能を使ってみて、良かった点と良くなかった点をレビューします。
Pollo.aiのAIアニメーション生成の良かった点
まずは良かった点から紹介します。
操作がとても簡単
一つめの良かった点は、「操作がとても簡単」なことです。AIアニメーション生成で入力・選択する項目は以下の通りです。
- プロンプト
- スタイル
- 解像度
- 動画の長さ
- モーション範囲(主体の動作範囲)
- アスペクト比(縦横比率)
- 公開可視性(コミュニティ内での表示しない)
- コピー防止(元の画像、動画、プロンプトを隠す)
たったこれだけでアニメーションを生成できるので、初心者でも簡単に生成できます。プロンプトは日本語でもOKです。

ただし、プロンプトだけで思い通りのアニメーションを作るのには限界がありますので、素材を準備する方が良いでしょう。
多様なスタイルが用意されている
先の章で紹介した通り、「宮崎駿スタイル」や「新海誠スタイル」、「ディズニーピクサー」など、多様なスタイルがデフォルトで提供されています。
そのため、プロンプト作成などの時間を大幅に節約できるため、作品の生成に集中できるでしょう。

アニメーションの素材作りも一気通貫でできる
先ほど「プロンプトだけでアニメーションを作成するのは難しい」と言いましたが、画像や動画素材があると、自身の意図したアニメーションを作りやすくなります。Pollo.aiでは多数の画像生成AIモデルと動画生成AIモデルを利用できるため、素材作りに事欠きません。
さまざまなAIサービスを契約する必要もないので、AIサービスの利用料金と学習時間の節約につながります。
環境構築不要!ブラウザで利用できる
Pollo.aiを利用するのに環境構築は不要です。環境構築とは、AIを利用するための動作環境を整えること。例えば画像生成AIのStable Diffusionは環境構築が大変なことで有名です。
Pollo.aiはWebブラウザ上でログインするだけですぐに利用開始できます。
総じて、エンジニアではない方、初心者の方におすすめな生成AIツールといえるでしょう。
Pollo.aiの良くなかった点
続いて、良くなかった点を紹介します。
アニメーションの生成には時間がかかる
これはPollo.aiに限ったことではありませんが、アニメーションの生成に時間がかかります。動画生成は使用するモデルによって異なりますが、1分〜5分前後かかります。
AIアニメーション機能はPollo.aiが提供する「Pollo 1.5」にて生成されますが、このモデルは特に重たい印象です。Runwayなどを使用する場合には比較的早いですが、クレジットを多く消費します。
何か別の作業をしながら、並行して生成する方にはそこまで気にならない点かもしれません。
モデルのクオリティーにばらつきがある
「Kling 1.6」で生成したティラノサウルスの動画はかなりクオリティーが高いものでした。しかし、「Pollo 1.5」で生成したアニメーションは、クオリティー自体は高いものの、細部に不自然さが残るものでした。
何度か生成を繰り返したり、プロンプトを調整したりすれば改善できる点もあるかもしれませんが、モデルによるクオリティーのばらつきがある点には注意が必要です。
無料プランではアニメーション生成をあまり試せない
無料プランで提供されるクレジット数は20クレジットです。アニメーション生成や動画生成に必要なクレジットは使用モデルや設定によって異なりますが、目安は以下の通りです。
- AIアニメーション生成:25クレジット
- 動画生成(Pollo 1.5):10クレジット
- 動画生成(Runway Gen-3):40クレジット
- 動画生成(Kling 1.6):20クレジット
- 動画から動画生成:45クレジット
- 画像生成(Flux Schnell):1クレジット
- 画像生成(Stable Diffusion 3):10クレジット
アニメーションを生成したい場合、動画生成AIモデル「Pollo 1.5」で2回までしか生成できません。また、AIアニメーション生成機能は25クレジット消費するため、この機能を試したい場合には、有料プランを契約してから試す必要があります。
ちなみにPollo.aiが提供するPollo 1.5はとてもコスパの良いモデルです。
AIアニメーション機能は、スタイルを選択するだけで、選択したスタイルのアニメーションを生成できる機能です。
通常の動画生成AIでもプロンプトを工夫すれば、アニメーションを生成できます。
Pollo.aiを活用してAIアニメーション生成を始めてみよう!
この記事ではPollo.aiのAIアニメーション生成機能について、使い方やレビューを交えて紹介しました。Pollo.aiは初心者でも扱いやすい優れたツールと感じました。
一方で、モデルによってクオリティーにはばらつきがあり、どのモデルで生成すべきなのか、いろいろ試す必要があります。また、プロンプトや素材には試行錯誤が必要そうです。
ただし、Pollo.aiのYouTube動画などを見てみると、非常にクオリティーの高い動画を生成できています。きっとやり方次第で大きく改善できるのでしょう。
今後、Pollo.aiの動画クオリティーを上げる方法についても紹介していこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!