2025年11月19日、Googleは「Gemini(ジェミニ/ジェミナイ) 3」を発表。多くのベンチマークでChatGPTやClaudeなど多くのLLMモデルのスコアを上回り、話題をさらっていきました。さらに翌11月20日、画像生成AIの「nano banana pro」をリリースし、圧倒的な画像生成処理能力で各種メディアに取り上げられました。
巷ではGemini最強説も囁かれる中、使ってみようと考えている方も多いでしょう。
GeminiのProプランってなに?
私はProプランとUltraプランのどちらにすればいいの?!
この記事を読むことで、上記のような疑問や悩みが解決します。
こんにちは、シントビ管理人のなかむーです。
最近、一段とGeminiの進化が凄まじく、OpenAIを追い越したとも言われています。普段からGmailやGoogleスプレッドシートなどを使っている人は相性も抜群!
今回も文系目線でわかりやすく解説していきます。
この記事を読んでいただくことで、Geminiのプランとできることについて理解することができます。「自分にはどのプランが適しているの?」という方向けのアドバイスもいたします。
ぜひプラン選びの参考にしてください。
Geminiの3つのプランを比較

Geminiには2025年6月現在、3つのプランが存在します。「Free」「Google AI Pro」「Google AI Ultra」の3つです。
それぞれのプランの主な対象ユーザーは以下の通りです。
| プラン名 | 対象ユーザー |
|---|---|
| Free | Geminiを体験したい方向け |
| Google AI Pro | 個人で利用したい方向け |
| Google AI Ultra | Geminiをガンガン活用したい方向け |
次の章で詳しく比較します。
Geminiのプラン比較
Geminiのプランごとに、違いを表形式にしました。細かい違いを挙げると専門的になりすぎるため、初心者向けにおおざっぱにしています。
| Free | Google AI Pro | Google AI Ultra | |
| 月払い料金 | 無料 | 2,900円 ※初月無料 | 36,400円 ※3ヶ月間は18,000円 |
| モデル | 3 Pro(制限あり) 2.5 Flash Personalization | 3 Pro 2.5 Flash Personalization | 2.5 Pro 2.5 Flash Personalization 2.5 Pro Deep Think |
| コンテキストウィンドウ | 200k | 1000k | 1000k |
| チャット | ◯ | ◯ | ◯ |
| Web検索 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 画像生成(nano banana) | ◯ | ◯ | ◯ |
| Deep Research | △ | ◯ | ◯ |
| Gemini Live | ◯ | ◯ | ◯ |
| Canvas | ◯ | ◯ | ◯ |
| Gems | ◯ | ◯ | ◯ |
| Flow(AI映画制作ツール) | △ | ◯ | ◯ |
| Whisk(画像から動画を生成) | △ | ◯ | ◯ |
| NotebookLM | △ | ◯ | ◯ |
| 動画生成(Veo 3) | ー | ◯ | ◯ |
| Gemini in Gmail | ー | ◯ | ◯ |
| Gemini in Google ドキュメント | ー | ◯ | ◯ |
| Gemini in Google Vids | ー | ◯ | ◯ |
| ストレージ | 15GB | 2TB | 30TB |
Geminiはとても太っ腹です。Freeプランでも多くの機能を利用できます。
Proプランの最初の1ヶ月間は無料で提供。大学生に至っては、なんと15ヶ月間もProプランを無料で利用可能です。
さらにUltraプランは最初の3ヶ月18,400円オフで利用でき、総額55,200円を節約できます。
なお、ProとUltraの主な違いは使用量の大幅な増加が挙げられます。
初心者向け:どのプランを選べばいい?
私はどれを選べばいいかよくわからない…
Geminiのプランによる違いを紹介しました。それでは「結局、自分はどのプランを利用すればいいのか?」という疑問について、アドバイスします。
Q:フリーランスをしていて、仕事で使用したい
Google AI Proプランがオススメですが、一日のチャット回数が数回程度であればFreeプランでもよいかもしれません。ただし、Freeプランは使用量に制限があり、少し使っただけで利用できなくなってしまいますので、注意してください。
フリーランスの方の多くはGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート、Gmailを使っている方も多いでしょう。そのような方は、Geminiとの相性もピッタリです。
なお、Google AI Ultraプランにすべきかは使用量次第です。機能に大きな違いはないため、Google AI Proプランを試してみて、足りない場合にアップグレードするのが良いでしょう。
Q:そろそろ生成AIを試してみようかな…
まず試してみたいという方にはFreeプランがオススメです。試して面白そうだな、使えそうだなと思ったら、Proプランへのアップグレードを検討してみましょう。
Q:動画制作に活用したい
Google AI Ultraプランがオススメです。Proプランでも利用できるものの、動画制作を生業としている方が利用するには、利用上限に引っかかってしまう可能性が高いです。
Q:会社の業務に利用したい
これまで紹介してきたのは、実は個人向けのGeminiについてです。
法人ビジネス向けには、Googleのサービス「Google Workspace」が提供されていますが、この中にGoogle Workspace with Geminiが含まれています。そのため、会社の業務に活用したい場合には、Google Workspaceの導入を検討してみると良いでしょう。
AIがどんどん賢くなる時代、「このまま今の仕事だけで大丈夫かな…」と不安を感じますよね
実際、事務・営業・販売の一部業務はAI化が急速に進んでいます。ですが、AIを扱う”ITサイドの仕事”はむしろ不足しています。
そしてIT未経験でも、AIに強い仕事へ”半年で”キャリアチェンジした人が増えていて、今の不安を”強いキャリア”に変えるチャンスです。
新しいキャリアに挑戦したい方は以下の記事も参考にしてください。
生成AIスキルを高めたい方はスクールもおすすめ!
生成AIを使いこなして、「スキルアップしたい」「転職したい」「副業したい」という方は生成AIのスクール受講がオススメです。
実践的な内容が学べたり、転職支援が受けられたりと、独学で学ぶよりも効率的です。興味がある方は以下の記事を参考にしてください。
Geminiを使いこなして、生産性を高めよう

今回の記事ではGeminiのプランについて解説しました。
多くのユーザーにベストなプランはFreeプラン、またはGoogle AI Proプランです。ただし、使用量が多い方には、Google AI Ultraプランがオススメです。
GeminiはマルチモーダルAIとして、さまざまな形式のデータ(テキスト、画像、音声など)に対応。画像生成だけでなく動画生成も可能です。さらにGoogle製品との相性もよく、これらを日常的に使用している方にとっては、とても心強いパートナーになるでしょう。
ぜひGeminiの活用を検討してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!




