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Geminiのカスタマイズ機能「Gems」とは?使い方をわかりやすく解説

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Googleの生成AI「Gemini」のカスタマイズ機能「Gems(ジェムズ)」。このGemsを使えば、誰でも簡単に自分好みにGeminiをカスタマイズできます。

Gemsって何?
Gemsの使い方が知りたい

この記事を読むことで、上記のような疑問やニーズが解決します。

GeminiはChatGPTに並ぶ高機能な生成AIで、自分好みにカスタマイズすることで、さらに使いやすくなります。

こんにちは、シントビ管理人のなかむーです。

ChatGPTを使ったことがある方は、「GPTsと同じ?」と感じたのではないでしょうか?
そうです、GPTsのGemini版です!

今回も文系目線でわかりやすく解説していきます。

この記事を読むことで以下のことがわかります。

Geminiをよく使っていて、「自分好みにカスタマイズしたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

Geminiのカスタマイズ機能「Gems(ジェムズ)」とは?

Gems(ジェムズ)」は、ユーザーが特定の目的やタスクに合わせて、Geminiをカスタマイズ(パーソナライズ)できる機能です。まるで自分専用のAIアシスタントを作成するようなイメージで、特定のトーン、スタイル、情報源などを設定し、Geminiの応答をより適切に、より効率的に、より自分好みにカスタマイズすることができます。

カスタマイズしたGeminiのことを「Gem」と呼び、Gemを作成・利用する機能として「Gems」があります。

Gemsのメリット

Gemsを活用することで、以下のようなメリットが期待できます。

特定のタスクにおける効率の向上

例えば、プログラミングコードのレビュー、特定のジャンルの記事執筆、外国語学習など、繰り返し行う特定のタスクに対してGeminiを最適化できます。

これにより、毎回詳細な指示を与える手間が省け、より迅速かつ的確なアウトプットを得ることが可能になります。

パーソナライズされたAI体験

ユーザーの好みや作業スタイルに合わせてGeminiの応答を調整できるため、より自然で快適なインタラクションが実現します。

特定のトーン(例:カジュアル、フォーマル、ユーモラス)、専門用語の使用、参照する情報源などを設定することで、まるで人間と対話しているかのような、より個別化されたAI体験が得られます。

専門分野における精度と関連性の向上

特定の専門分野(例:医療、法律、マーケティング)に関するGemを作成することで、Geminiがその分野の知識や用語をより正確に理解し、関連性の高い情報を提供できるようになります。

これにより、専門的な質問に対する回答の質が向上し、より信頼性の高い情報を得ることが可能になります。

Gemsの特徴

Gemsの主な特徴を紹介します。

  • 設定が簡単
    設定項目は、「名前」「カスタム指示」「知識」の3個所のみ。誰でも簡単にGemを作成できます。
  • 知識にはファイルを10個指定可能
    Gemには知識として、最大10個のファイルを学習させられます。
  • 無料でも利用可能
    Gemsは無料プランでも作成、利用可能です。
  • 画像生成も可能
    画像生成のGemを作成することも可能です。ただしCanvasを自動で開くことはできません。
  • 他者と共有は不可
    ChatGPTのGPTsは一般公開ができます。自身も他人が作ったGPTを利用可能です。しかし、Gemsは自分が作ったものしか利用できません。

設定項目が少なく、初心者向けと言えます。自身でプログラムを組めるような方には、物足りないかもしれません。

Gemsの使い方をわかりやすく解説

それではGemsの使い方を解説します。

Geminiのインターフェースを開いたら、左メニューにある「Gemを表示」をクリックしましょう。

すると以下のような「Gemマネージャー」の画面が表示されます。

Gemsには大きく2つの種類があります。

  1. Googleが作成したGem|プリメイドGem
  2. ユーザーが作成したGem

それぞれの使い方を解説します。

Googleが作成したGem|プリメイドGem

プリメイドGemはGoogleが作成したGemで多くの方が使いやすそうなGemを提供しています。

2025年6月時点で提供されているGemは以下の5つ。

  • アイデア出しのプロ
  • キャリアアドバイザー
  • コーディングパートナー
  • 学習コーチ
  • 編集と校正役

5つは少なく感じますね。

使いたいGemがありましたら、Gemをクリックします。

後は通常のチャットのように指示をするだけです。

プリメイドGemの使い方は以上です。正直、あまり有用なものもないので、自分で作っていきましょう。

ユーザーが作成したGem

Gemマネージャーで「Gemを作成」をクリックすると、以下のような作成画面が表示されます。

名前を除くと、設定可能な項目は実質2つだけ。

  • カスタム指示
    具体的なふるまいや、スタイル、トーン、出力形式などを指定します。
  • 知識
    Gemが回答を生成する際に参照する学習データです。通常Geminiが学習していない、追加情報を与えられるため、より自分好みのアウトプットを得られます。

今回は小学生の子ども向けクイズを作るGemを作成してみました。

日本の小学校6年生向けに、クイズを作成します。問題は社会と理科から出題してください。

問題1つに対して、回答を4つ作成してください。回答のうち、2つは間違いだとすぐに分かるもの、1つは正解と間違えやすいもの、1つは正解を作成してください。正しい回答だったときには、褒めちぎってください。間違っていたときには正解を教えつつ、励ましてください。

カスタム指示を入力したら、右側のプレビューで試すこともできます。

右上の「保存」をクリックすると以下の画面が表示されますので、問題なければ「チャットを開始」をクリックします。

早速試してみましょう。問題を要求すると、小学生向けの4択クイズを作成してくれました。

Gemは画像生成も可能です。普段よく画像生成をする人は、大まかな画像の方向性をカスタム指示に入力しておくと楽ですね。

ChatGPTのGPTsは、AIと対話しながら作成できますが、Gemsは自身で全て作成します。多少、機能に違いはありますが、大きくは変わりません。

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自分専用のGeminiで生産性を高めよう!

この記事では自分好みにGeminiをカスタマイズする機能「Gems」について解説しました。

Gemsは誰でも簡単に作成でき、ファイルを10個まで学習させることができます。自身の業務に関する情報を読み込ませれば、よりパーソナライズされたGeminiになるでしょう。ただし、機密情報や個人情報の共有には注意も必要です。

今回の内容を参考に、ぜひ自分専用のGeminiを作成して、生産性を高めてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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