【職種別】IT未経験者向け転職エージェント10選!使うべき理由と選び方も紹介
IT職に興味はあるけれど、何から始めていいかわからない…
AI時代でも安心して働けるキャリアを手に入れたい
AIの進化により、事務・販売・営業などの“ルーティン業務”は今後ますます効率化され、不安を感じる方も多いでしょう。
一方で、ITサポート・ヘルプデスク・QAテスターなど、未経験からでも挑戦しやすいIT職は、企業のデジタル化に伴って採用が拡大しており、20〜30代を中心に転職者が増加しています。
しかしいざ転職しようとしても
- 未経験OKの求人が見つからない
- レベルの高い“経験者向けエージェント”を選んでしまう
- 何から準備すれば良いかわからない
このように迷ったり、失敗したりしてしまった経験がある人も多いでしょう。
こんにちは、シントビ管理人のなかむーです。
私も未経験からIT企業に転職する際に、安易に知り合いの知り合いの転職エージェントに相談しましたが、もっとよく調べて、適切なエージェントに頼めばよかったと、後悔しました。
そこで本記事では、完全未経験からIT職を目指す人に向けて、失敗しないエージェント選びとおすすめの転職エージェント10社を紹介します。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- 未経験者こそ転職エージェントを使うべき理由
- 転職エージェントの正しい選び方、失敗する選び方
- 職種別|IT未経験者におすすめの転職エージェント10選
など
AI時代でも、ITはまだまだ需要のある業界です。IT未経験からの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
未経験者こそ転職エージェントを使うべき理由

転職エージェントとは、求職者と企業の間に入り、転職活動を総合的にサポートする民間の職業紹介サービスです。求人の紹介だけでなく、キャリアカウンセリングや応募書類の添削もしてくれ、中には学習サポートを提供しているところもあります。
転職エージェントの報酬は企業側から支払われるため、求職者は無料で利用できるのが特徴です。
未経験からIT職を目指す場合、この転職エージェントの利用はほぼ必須といえます。理由は大きく2つです。
自力では未経験向け求人をあまり見つけられない
IT職といっても、求人は「経験者向け」「未経験者向け」に明確に分かれています。しかし、求人サイトを自力で探すと、
- ITエンジニア(経験必須)ばかりヒットする
- 「未経験歓迎」と書きつつ実際は経験者優遇
- 初心者向けIT職(ITサポート / QA / ヘルプデスクなど)を探しにくい
という状況になりがちです。
特に未経験者向けの場合、一般公開されていない “非公開求人” に優良案件が集まりやすい という特徴があります。
これは、「応募が殺到するのを避けたい企業」や「スキルよりポテンシャルを重視して採用したい企業」が、エージェントにだけ求人を出すためです。
そのため、独学や自己応募だけでは“本当に未経験から入れる仕事” の情報にアクセスしづらい という問題があります。
ポテンシャル採用の枠を押さえられる
未経験者の採用は、企業の状況やタイミングに大きく左右されます。
- 新規プロジェクト立ち上げ前
- 事業拡大フェーズ
- 組織の若返りを図りたいタイミング
こういった時期にはポテンシャル採用枠が増えますが、これも多くがエージェント経由の非公開求人です。
ポテンシャル採用とは、経験やスキルよりも“今後の成長力や意欲”を重視して採用する方法
エージェントを使うことで、
- 今、どの職種が未経験者の採用に積極的か
- どの企業なら転職成功率が高いか
- 書類通過しやすい応募順序
などを“リアルタイムの転職市場” の情報として得られるため、未経験者でも採用枠に入りやすくなります。
さらに、キャリアアドバイザーから
- 自分に向いているIT職
- 最短で内定につながる進め方
- 応募企業によって変えるべき書類内容
- 面接で聞かれやすい質問の対策
などが受けられ、「選考で落ちるムダ時間」を徹底的に減らせます。
転職活動が長期化してくると、「もうここでいいかな」という気持ちにもなりがちで、自分に適していない企業に転職してしまうリスクも高まります。
転職活動において、効率性も重要です。
最短で内定するためのエージェント活用方法

独学で学ぶことは大切ですが、未経験からIT転職を最短で成功させたいなら、転職エージェントの活用が欠かせません。
エージェントを上手に使えば、職種選び・書類作成・面接対策・求人紹介などを一気に進められ、独学や個人応募よりも圧倒的に効率的に内定へ近づけます。
ステップ1|自分に合う職種を見極める
IT業界には、エンジニア・サポート・営業・データ関連などさまざまな職種があります。エージェントを利用すると、カウンセリングを通じて自分の強みや希望を整理し、「どんな職種が向いているのか」「どんな学習をすれば良いか」を明確にできます。
たとえば、事務経験がある人はITサポート、営業経験がある人はインサイドセールスといったように、これまでのキャリアを活かせる職種を提案してもらえます。
もしかしたら、自分の強みを活かせるのがIT職ではない場合もあるでしょう。
そのようなミスマッチをしないためにも、早めにエージェントに相談して、自分の適正を確認するのは重要です。
ステップ2|応募書類や面接のサポートを受ける
未経験からの転職では、「経験の少なさ」よりも「学ぶ姿勢」が評価されます。エージェントは職務経歴書の書き方や面接での伝え方を具体的に指導してくれるため、自己流よりも早く“伝わるアピール”を磨けます。
特に、どのようにこれまでの業務経験をIT職に結びつけるかを整理することで、選考通過率が大幅に上がります。
ステップ3|未経験歓迎求人に効率的にアクセスする
一般的な求人サイトでは、未経験OKのIT求人を見つけにくいこともあります。
エージェントを利用すれば、教育体制や研修制度が整った企業を優先的に紹介してもらえるため、初めての転職でも安心してスタートできます。
ちなみに、私の利用した転職エージェントはサポートがいまいちで、二度とは使いたくないところでした。知り合いの紹介だから無下にはできず…。
いくつか会社を受ける中で運良くいい会社に巡り合いましたが、転職エージェント選びは超重要です。
ちなみにエージェントは複数者利用しても問題ありませんので、複数社に面談を依頼してみるといいでしょう。
IT未経験でも使える転職エージェントの選び方

未経験からIT職を目指す場合、「どのエージェントを選ぶか」で転職成功率が大きく変わります。
特にIT業界は専門領域が広く、エージェントごとに“得意分野”がはっきり分かれているため、未経験者向けのサポートに強い会社を選ぶことが必須です。
ここでは、初心者が必ずチェックすべき3つのポイントを解説します。
① 未経験向け求人数が十分にあるか
エージェント選びで最重要なのが、「未経験OKで応募できるIT系の求人数」 です。
IT系転職エージェントの多くは、
- エンジニア経験者向け
- 年収600万円以上のハイクラス向け
をメインに扱っており、未経験者が応募できる求人は非常に少ないケースがほとんどです。
一方で、未経験特化のエージェントは、
- ITサポート
- QA / テスター
- IT事務 / ヘルプデスク
- カスタマーサクセス
- インサイドセールス
といった 「IT業界の初心者が入りやすい職種」 を多く保有しています。
未経験OKの求人の母数が少ないエージェントを選んでしまうと、本来あなたに合う仕事に巡り会えず、遠回りの原因になります。
“IT職の未経験求人” をどれだけ持っているかが転職成功率を左右する
② キャリア相談・サポートの質が高いか
未経験者は、経験者と違って
- どのIT職が向いているのか
- どのスキルを学ぶべきか
- どの企業から応募するべきか
といった“方向性の設定”が必要です。
ここを誤ると、
などのリスクが高くなります。
そのため、未経験者のキャリア支援に慣れているエージェントかどうかは非常に重要です。
たとえば未経験特化のITエンジニア転職エージェント@PRO人(アットプロジン)は
- 非IT職からITエンジニアへのキャリアチェンジ
- 強みや適性を見極めた職種提案
- 「まず何から始めるか」のロードマップ作成
など、初心者に特化したサポートが特徴です。
未経験者の相談実績が多いかを必ず確認する
③ 書類添削・面接対策がしっかりしているか
未経験者の場合、もっとも差がつくのが書類と面接対策です。
- 経験がないのに「エンジニア志望」とだけ書く
- 志望理由が曖昧で「なんとなくITに興味」になっている
- 面接で“なぜ未経験なのにITなのか”が答えられない
といったケースがあります。
未経験採用では、「今後の伸びしろ」「学習への姿勢」「職種理解」が問われるため、適切なキャリアストーリーをつくることが最重要です。
丁寧なエージェントであれば、
- 職種ごとの志望理由の作り方
- 企業ごとの面接傾向
- 未経験者が落ちやすいポイントの解説
- 書類通過しやすい職務経歴書の型
などを細かくサポートしてくれます。
“書類通過率” と “面接対策の具体性” をチェックすること
以上が、未経験者が必ず押さえるべき選び方です。このあと紹介するエージェント比較では、これら3つの観点で厳選しています。
IT職種別オススメの転職エージェント

未経験からIT業界へ転職する際にオススメの転職エージェントを紹介します。職種の区分けは以下の通りです。
- ITエンジニア
- IT事務職(ITサポート、CS含む)
- IT営業職
- ハイクラス
※基本的に未経験からの転職は30代前半までです。ハイクラス転職なら30代後半以降の転職案件も豊富にあります。
未経験からのITエンジニア転職に強いエージェント
未経験からのITエンジニア転職に強いエージェントを4つ紹介します。
未経験からのIT事務転職
未経験からのIT事務転職案件を持つエージェントを3つ紹介します。ちなみに、”IT”事務職専門のエージェントではなく、単に事務職専門のエージェントです。面談時にIT企業志望といえば大丈夫です。
IT未経験からの営業転職
営業職はIT未経験からでもIT業界に転職しやすい職種です。SaaS製品の営業職やインサイドセールス職などに、人気があります。
SaaS(サース)とは、「Software as a Service」の略で、直訳すると「サービスとしてのソフトウェア」という意味です。インターネットを通じて利用できるソフトウェアやサービスのことを指し、ITの業界の一つのジャンルです。
SaaSの営業とは、主にBtoBの法人営業になります。
例;Kintone、SalesForce、SAP、SmartHR、Sansanなど
IT企業へのハイクラス転職を考えるなら
未経験者が失敗しがちな転職エージェントの選び方

未経験からIT職を目指す人がやってしまいがちな失敗は、実は“エージェント選び”に原因があることが多いです。
ここでは特に多い失敗パターンをまとめます。これを避けるだけで、転職成功率は大きく上がります。
① 「求人数の多さ」だけで選んでしまう
総合型の大手エージェントは求人数が多く、求人検索をすると魅力的に見えます。
しかし、「IT未経験でも応募できる求人」だけで絞ると、実はほとんど残らないというケースが多いのが実態です。
大手は以下の傾向があります:
そのため、求人数の多さに釣られて登録すると「応募できそうな求人がほとんどない…」という状況に陥りがちです。
② “エンジニア専門”に強すぎるエージェントを選んでしまう
最近はエンジニア領域に特化したエージェントが増えていますが、未経験者にはレベルが高すぎるケースが多いです。
こうした傾向のエージェントだと、未経験者は最初の面談の時点でミスマッチが起きやすく、「あなたの場合は厳しいです」と言われてしまうこともあります。そうなると、転職活動自体を止めてしまうことにも。
未経験者はまず、ITサポート / QA / ヘルプデスク / IT事務など“入り口職種”に強いエージェントを選ぶ必要があります。
③ サポートが薄い / 提案が少ないエージェントを選んでしまう
「求人を紹介されただけ」で終わるエージェントも少なくありません。
特に未経験者は、職種理解・志望動機づくり・書類修正・面接対策など“手厚いサポート”がないと選考が通りにくいのが現実です。
逆にサポートが丁寧なエージェントは、
といった「伴走支援」を行ってくれます。サポートの有無は、内定スピードにも大きく影響します。
④ “年齢制限との相性”を理解せずに登録してしまう
未経験IT職には、企業側の都合から20代〜30代前半で採用が活発という現実があります。
そのため、
などとミスマッチを起こすと、選考が進まない原因になります。自分の年齢帯に合ったエージェントを選ぶことは非常に重要です。
⑤ 転職実績(特に未経験者)が少ないエージェントを選んでしまう
エージェントによっては、
といったケースがあります。
未経験枠は企業の判断基準が独特で、経験者とは“まったく違う視点”でサポートできるエージェントでないと成果が出ません。
「未経験専門」「キャリアチェンジに強い」かどうかは必ず確認すべきです。
以上の点を押さえておけば、大きな失敗は防げるでしょう。
自分にあった転職エージェント探して、転職に成功しよう
AIやDXの普及によって、未経験からIT職へキャリアチェンジする人が急増しています。しかし、自力では求人情報を見つけづらく、面接準備や職種選びでつまずくケースも少なくありません。
だからこそ、転職エージェントを上手に活用することが成功の近道です。今回紹介したように、未経験向け求人が豊富で、丁寧なサポートが受けられるエージェントを選べば、スキルゼロからでも半年以内にIT業界デビューを実現できます。
自分にあった転職エージェントを見つけて、自分に適したキャリアの一歩を踏み出してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
少しでも役に立てたら嬉しいです。




