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【ChatGPT初心者向け】GPTストアがついにリリース!使い方や収益方法を解説

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2024年待望の「GPT Store(ジーピーティーストア)」がリリースされました!GPTストアでは、カスタマイズされたChatGPT「GPTs(ジーピーティーズ)」を探して、利用することができます。

GPTストアって何?誰でも利用できるの?
GPTストアの使い方が知りたい!
収益化ができるって本当?!

この記事を読むことで、上記のような悩みや疑問が解決します。

「GPTストア」は2024年1月10日リリースされたばかりで、現在ChatGPTユーザーがこぞって利用し初めているところです。

こんにちは、シントビ管理人のアキラです。

昨年からリリースが予告されていた「GPTストア」。うまく活用することで、利用者の生産性がさらに高まっていくことでしょう!

今回も文系目線でわかりやすく解説していきます。

この記事を読んでいただくことで、GPTストアについての使い方や収益化に関する情報を理解することができます。

この記事を参考に、ぜひ自分に適したGPTsを探してみてください。

GPT Store(GPTストア)とは?

早速GPTストアについて解説します。

GPTストア」は、スマホのアプリストアのような場所をイメージしてください。

iPhoneユーザーの方がApp Storeで、AndroidユーザーがGoogle playでアプリを探せるように、GPTストアではChatGPTユーザーが「GPTs」を探すことが可能です。

GPTsは、特定の用途に合わせてカスタマイズされたChatGPTのことです。

例えば、医療の質問を答えるために、特定地域のグルメ情報を提供するために、ロゴ作成のために、カスタマイズされています。

これらのカスタマイズは自身で行うこともできますが、用途によっては

  • 膨大なデータが必要
  • 用途のための専門知識が必要
  • GPTsをつくるための技術が必要
  • 作成する時間やお金がない

など様々な障壁があるでしょう。

そのため、誰かが作ったGPTsを使用できるのは、ユーザーとして大変嬉しいですね。

この記事を読んでいる方の中にも、「回答がうまく引き出せない」「毎回条件を設定するのが面倒」「カスタマイズしたいけどできない」という方がいらしたら、GPTストアでニーズに合うGPTsを探してみてください。

「GPTs」に関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

GPT Store(GPTストア)の使い方

GPTストアを利用する上での、利用条件や使い方について詳しく解説します。

利用条件 

GPTストアの利用条件はシンプルです。

有料版の「ChatGPT Plus」または「ChatGPT Team」、「Enterprise」のユーザーは利用可能。

無料版ユーザーの方は、残念ながら利用できません。

追加料金は不要、利用料も無料

GPTストアのGPTsを使うにあたり、追加料金は必要ありません。また利用料金も基本無料です。

現在調査中ですが、ChatGPTの「プラグイン」でもあるように、利用するのは外部サービスでの支払いが必要になるケースがあるかもしれません。

今後有料になるケースが確認できたら、追加したいと思います。

GPTストアへのアクセス方法

それではお待ちかねのGPTストアへのアクセス方法を解説します。

ログイン画面からアクセスする

ChatGPTにログインした画面の左メニューバーにある「Explore GPTs」をクリックしてください。

表示された画面が、そのままGPTストアの画面です。

URLからアクセスする

直接GPTストアのURLをブラウザに入力することで、GPTストアの画面を表示することも可能です。URLは以下の通りです。

URL:https://chat.openai.com/gpts

GPTストアの見方

GPTストアの見方を解説します。以下の画像は、GPTストアの画面を拡大したものです。

検索窓とカテゴリーの項目がありますね。

検索窓については次項の「GPTsの検索方法」で解説します。

カテゴリーは以下のように分かれています。(2024年1月現在)

  • Top Picks:トピックス
  • DALL•E:画像生成
  • Writing:ライティング
  • Productivity:生産性
  • Research & Analysis:リサーチと分析
  • Programing:プログラミング
  • Education:教育
  • Lifestyle:ライフスタイル

「Top Picks」には「Featured(特集)」「Trending(トレンド)」「By ChatGPT(公式制作)」が含まれます。

「Productivity」をクリックしてみましょう。すると画面がスクロールされ、「Productivity」の項目に移動しました。

通常6個のGPTsが表示されますが、「もっと読み込む」をクリックすると最大12個が表示されます。

ランキング形式のようになっているようで、日を変えるとランキングに表示されるGPTsと順番に変動が見られます。

使ってみたいGPTsが見つかったら、選択するだけですぐに利用できます。試しにデザインツールの「Canva」のGPTsを使ってみます。

 GPTsテスト1:Canvaを選択

まずはカテゴリーに表示されている、「Canva」のGPTsをクリックします。以下の画面のように、GPTの画面にCanvaのマークなどが表示され、すぐに使用できる状態になっています。

  GPTsテスト2:Canvaに使い方を確認

ChatGPTのプロンプト入力欄に「使い方を日本語で教えて」と入力してみます。すると使い方を教えてくれました。

GPTsには説明書はありませんので、使い方がわからない場合には、GPTに聞いてみるといいでしょう。

 GPTsテスト3:Canvaにデザインを指示

それでは「Canva」にデザインを指示してみましょう。今回は「洋菓子店のバレンタインポスター」と指示してみます。

ここでChatGPTからは、「Canva」のサイトにアクセスしていいか確認されました。許可」をクリックすると、「Canva」のサイトにアクセスし、デザインテンプレートを検索してくれます。

このようにGPTsは必要に応じて、外部サイトからデータを取得することができます。(今回の例ではCanvaのプラグイン経由でアクセスしています。)

そして、様々テンプレートを提案してくれました。

 GPTsテスト4:ChatGPTからCanvaを起動

4番目のテンプレートが気に入ったので、クリックしてみます。

「Canva」のツールページが表示され、テンプレートをすぐに加工できるようになっています。

「Canva」のGPTsでは、ChatGPT上でデザインの要望などをやり取りし、すぐにツールで作成できるようになるという機能ですね。

普段から「Canva」を使って、ポスターや資料などをデザインしている方にはとても便利なGPTsですね。

 GPTsテスト5:GPTsの情報確認

画面左上のGPTsの名称のところに。プルダウンがあります。こちらをクリックすると画像のように項目が表示されます。

  • 新しいチャット:新規のチャット画面を表示
  • 詳細:GPTsの制作者情報などを表示
  • プライバシー設定:外部へのアクセス設定など
  • サイドバーから非表示:サイドバーからの削除
  • リンクをコピー:GPTsのリンクをクリップボードにコピー
  • 報告:運営に報告
  • Share chat:チャットのやり取りを他の人に共有

プライバシー設定は以下のような画面が表示されます。先ほど許可した外部サイトへのアクセスを、こちらで許可しておくことも可能です。

「Share chat」をクリックすると以下のような画面が表示されます。チャットの内容をチームに共有したい時にはとても便利ですね。

GPTsの検索方法

次に検索窓を使って、GPTsを検索してみます。

試しに「finance」と入れてみます。ファイナンス(金融)に関係ありそうなGPTsが表示されました。タイトルに「finance」が含まれていないものも表示されていますので、説明文なども検索対象になっているのかもしれませんね。

検索結果に表示されるGPTsは「10個」のようです。自身の作成したGPTsが検索対象に該当する場合、一番上に表示されます。この場合、自身の作成したGPTsを除いて10個のGPTsが表示されます。(自身の作成した1個のGPTsが検索対象に加えられる場合、合計11個が表示)

漢字で「金融」と入力すると、全く異なる検索結果になりました。入力する言語も重要かもしれませんね。

ただし漢字で入力すると、中国語のGPTsが多く含まれてしまいます。

そこで、ひらがなやカタカナを含むワードで入力してみると日本語のGPTsが表示されました。

目的のGPTsを探すには少しコツが必要ですね。今後言語による検索などができると、探すのが楽になるかもしれません。

言語が異なっていても、ChatGPTに「日本語で回答して」と伝えれば、問題なく利用できます。

検索結果は10個以上表示されてほしいですね…。

GPT Store(GPTストア)の収益化はいつ?

GPTストアが大きな話題になっている一番の理由は、「収益化」ができることです。

GPTsを公開し、より多くの人に利用されると、OpenAI社からビルダー(制作者)に報酬が支払われるようです。

X(旧Twitter)と同じような流れですね。今後GPTsで生計を立てる人も現れるでしょう。

報酬獲得はまずアメリカから

現在発表されている内容は、以下の内容です。

  • 第一四半期から開始(2024年1月〜3月の間)
  • 初めはアメリカのビルダーが対象

報酬の支払いは思ったより早いですが、まずはアメリカのみのようですね。おそらく、日本も早い段階で対象になるのではないでしょうか。

収益化の対象になるのが待ち遠しいですね。

報酬獲得に向けて今からできること

報酬を得るためには、GPTsがより多くの人に利用される必要があります。

「多くの人に利用されている」をどのように判断するかというと、これは予想ですが、Chat数ではないかと思います。

ランキングを見てみる、「5K+」や「300+」といった表示がされており、どれだけ利用されているかが確認できますね。(「K」はキロで1,000です)

今のところ多くの方に利用してもらうには、以下の方法が考えられます。

今のところ多くの方に利用してもらうには、以下の方法が考えられます。

  • 検索結果で上位に表示される
  • SNSや広告などで広く周知する

検索結果で上位に表示される

ChatGPTストアの検索結果に上位されると多くの方の目に触れやすくなります。GoogleなどのSEO(検索エンジン最適化)対策と同じですね。

どのキーワードが検索されやすいか、上位表示が狙いやすいキーワードは何か、などを分析をして、調整しておくといいかもしれません。

SNSや広告などで広く周知する

制作したGPTsはリンクをコピーし、多くの人に紹介することができます。

例えば私は作成した「American Finance & Economy Insighter」(アメリカの最新の金融と経済のニュースをわかりやすく紹介します。)のリンクは以下です。

https://chat.openai.com/g/g-2vbVUcf2D-american-finance-economy-insighter

このようなリンクをSNSやブログ、広告などで発信し、多くの人に利用されるようになると収益化できそうですね。

そこで今からSNSのフォロワーを獲得しておく、SNSで発信していくということが重要になるでしょう。

GPTsを作成する参考に

GPTsを作成する際には、解決したい具体的な課題があることがベースになります。どんなことができるのか、どんな活用方法があるのか、その引き出しがあればあるほど、GPTsのアイディアは広がることでしょう。

ChatGPTの活用方法を知るには、以下の書籍が参考になります。

タイトル:クリエイターのためのChatGPT活用大全
著者:國本知里氏

タイトル:ビジネスパーソンのためのChatGPT活用大全
著者:國本知里氏

GPTストアを活用して、生産性を高めよう!

今回はGPTストアに関して、リリース直後の情報を元に解説をしました。

実はこの記事を書き始めたのが1/13ですが、1/14の時にはすでに一部に変更がありました。(「GPTsテスト5:GPTsの情報確認」で紹介した「Share chat」が1/14に追加されていました。)

このようにChatGPTは目まぐるしく、開発&改善がされています。

皆様にわかりやすく、最新の、信頼できる情報を届けられるよう努めてまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!