2025年11月13日に新しい言語モデル「GPT5.1」がリリース!日本の全ユーザーでも利用できます。また同日にグループチャット機能もリリースされました。
※TeamプランはBusinessプランに名称変更されています。
2025年になっても、ますます進化を遂げる「ChatGPT」。昨年末に動画生成AI「Sora」がリリースされたのは記憶に新しいですね。先日には、「GPT5.1」がリリースしました。
ChatGPTのProプランって何?
私はどのプランにすればいいの?!
仕事のメンバーとGPTsを共有したい
この記事を読むことで、上記のような悩みや疑問が解決します。
ChatGPTはプランの選択肢を増やすことで、ユーザーのニーズに対応してくれた反面、わかりにくくなっています。
こんにちは、シントビ管理人のなかむーです。
新たに発表された「Pro」プラン!高い推論能力を備えており、モデルの進化が学習のフェーズから、思考のフェーズに移ったようです。
今回も文系目線でわかりやすく解説していきます。
この記事を読んでいただくことで、ChatGPTのプランについて理解することができます。また「わたし(わたしたち)」はどのプランにすべきなのか、がわかることでしょう。
ぜひプラン選びの参考にしてください。
ChatGPTの5つのプランを比較

ChatGPTには、2025年8月現在5つのプランが存在します。「Free」「Plus」「Pro」「Business」「Enterprise」の4つです。
それぞれのプランの主な対象ユーザーは以下の通りです。
| プラン名 | 対象ユーザー |
|---|---|
| Free | ChatGPTを体験したい方向け |
| Plus | 個人で利用したい方向け |
| Pro | プロフェッショナルな活用をしたい方向け 動画生成AIをたくさん使いたい方 |
| Business | 中小企業や部署・グループで利用したい方向け |
| Enterprise | 大企業向け |
次の章で詳しく比較します。
ChatGPTにはGoプランというのもありますが、日本では提供されていません。(2025年12月時点)FreeとPlusの中間に位置するプランで、一部の国や地域でのみ提供されています。
ChatGPTのプラン比較
ChatGPTのプランごとに、違いを表形式にしました。細かい違いを挙げると専門的になりすぎるため、初心者向けにおおざっぱにしています。
| Free | Plus | Pro | Business | Enterprise | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1アカウントの料金 | 無料 | 月額20ドル | 月額200ドル | 月額30ドル ※1 | 要問い合わせ 年間契約のみ |
| GPT-5 instant | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| GPT-5.1 | △ | 無料版の5倍 | 無制限 | ◎ | ◎ |
| GPT5 Thinking | △ | ○ | 無制限 | ○ | ○ |
| GPT5 pro | ー | ー | ○ | △ | ー |
| GPT4o | ー | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 画像生成 | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 動画生成(Sora) | ー | △ | ○ | △ | ー |
| ブラウジング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Canvas | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 学習モード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| グループチャット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Codex | ー | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Atras | ー | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Operator 研究プレビュー | ー | ー | ○ | ー | ー |
| ディープリサーチ | △(軽量版) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ChatGPT エージェント | ー | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 音声 | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| データ分析 | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ファイルのアップロード | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Pulse | ー | ー | ○ | ー | ー |
| コンテキストウィンドウ※2 | 8K | 32K | 128K | 32K | 128K |
| GPTsの利用 | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| GPTsの作成 | ー | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ワークスペース※3 | ー | ー | ー | ○ | ○ |
| プライバシー | オプトアウト可能 | オプトアウト可能 | オプトアウト可能 | ○ | ○ |
| セキュリティ | ー | ー | ー | ● | ○ |
| カスタマーサービス | ー | ー | ー | ー | ○ |
| 最低利用アカウント数 | 1人 | 1人 | 1人 | 2人 | 要問い合わせ |
| 新機能への早期アクセス | ー | ○ | ○ | ○ | ○ |
※1
年間契約で1アカウント月額25ドルになります。
※2
チャットの中でChatGPTが返答を行う際に参照する、以前のやり取り履歴情報のこと。数値が高いとChatGPTは以前のやり取りをより多く記憶しておくことができます。
※3
複数のユーザーが共同でChatGPTを使用できる環境のこと。
今までChatGPTには多数のモデルがあり、タスクに応じた使い分けで悩む方も多かったでしょう。2025年8月8日より、ChatGPTのモデルは「GPT5」に統一され、AIがタスクに応じて使い分けてくれるようになりました。その後、GPT5.1が標準になっています。ちなみにGPT5.1の利用上限に達すると、自動的にGPT5.1 instantに切り替わるそうです。
推論能力を高めるプロンプトエンジニアリングの技術については、以下のカテゴリの記事を参考にしてください。
Proプランの料金はPlusプランの10倍です。大きな違いは「GPT5 Pro」が利用でき、その他モデルの利用上限が高いことです。
GPTs(ジーピーティーズ)については、以下の記事を参考にしてください。
初心者向け:どのプランを選べばいい?
私はどれを選べばいいかよくわからない…
ChatGPTのプランによる違いを紹介しました。それでは結局自分はどのプランを利用すればいいのか?という疑問について、アドバイスします。
Q:仕事で使用するから、セキュリティを大事にしたい
1人〜複数名であればBusinessプランがオススメです。利用人数が大規模になるようであれば、Enterpriseプランについて問い合わせをしてみるといいでしょう。
Q:部署・グループ単位でChatGPTを共有して使用したい
Businessプランがオススメです。専用ワークスペースが提供され、GPTやメンバーの管理ができます。またセキュリティ対応も通常プランよりも強固です。
Q:フリーランスをしていて、仕事で使用したい
Plusプランがオススメです。GPTsを使うことで、個人の業務が大幅に改善するでしょう。
悩むのはProプランを活用すべきかです。現行モデルのGPT 5.1は十分に高機能です。さらに高い推論能力を用いたい、経営者やコンサルタント、アナリスト、マーケターの方や毎日大量に使用する方はProプランにする価値があるでしょう。
もし、個人情報や顧客情報を入力する可能性がある場合には、利用者が1人であってもBusinessプランがオススメです。(利用料金は2名分になります)
Q:そろそろ生成AIを試してみようかな…
まず試してみたいという方にはFreeプランがオススメです。試して面白そうだな、使えそうだなと思ったら、ぜひプランのアップグレードを検討してみてください。
AIがどんどん賢くなる時代、「このまま今の仕事だけで大丈夫かな…」と不安を感じますよね
実際、事務・営業・販売の一部業務はAI化が急速に進んでいます。ですが、AIを扱う”ITサイドの仕事”はむしろ不足しています。
そしてIT未経験でも、AIに強い仕事へ”半年で”キャリアチェンジした人が増えていて、今の不安を”強いキャリア”に変えるチャンスです。
新しいキャリアに挑戦したい方は以下の記事も参考にしてください。
ChatGPTでスキルアップをしたい方は
ChatGPTが世界に公開されて1年以上が経ちましたが、増々ChatGPTの存在感は増すばかりですね。
すでに多くの企業で生成AIが取り入れされていますが、まだ「生成AIの活用の仕方がわからない」「周りにおいていかれている」と焦っている方も多いでしょう。
そのような方向けには「DMM 生成AI CAMP」がオススメです。生成AIのスクールとしては日本国内唯一のリスキリング補助金適用を受けられるオンラインスクールです。
以下の記事で詳しく紹介していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
ChatGPTを使いこなして、生産性を高めよう

今回の記事ではChatGPTのプランについて解説しました。
新たに登場したProプランは、正直普通のユーザーにはオーバースペックでしょう。動画生成AI「Sora」もとてもすごいですが、一般人に活用の機会はありません。
高い推論能力を活用したい方にとってはProプランはとてもオススメです。仕事で高い推論能力を要する方は、ぜひ活用を検討してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!







