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【図解】ChatGPT×GoogleDrive連携|メリットや必要な準備、手順を解説

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仕事で「ChatGPT」と「Google Workspace」(ドキュメントやスプレッドシートなど)の両方を活用している方は多いでしょう。そのような方は、ChatGPTとGoogleDriveを連携することでさらなる効率化が期待できます。

Googleドキュメントの内容をChatGPTに読み込ませたい
ChatGPTとGoogleDriveの連携はどうやるの?
活用例が知りたい

この記事を読むことで、上記のような疑問やニーズが解決します。

GoogleDrive(ドライブ)は「インターネット上にある自分専用の保管場所(オンラインストレージ)」のことで、Google Workspaceのドキュメントやスプレッドシート、その他さまざまなファイルを保管します。Googleアカウントがあれば、誰でも無料で利用可能です。

こんにちは、シントビ管理人のなかむーです。

私も普段からGoogle製品にはお世話になっているので、ChatGPTで効率化を図っているところです。

今回も文系目線でわかりやすく解説していきます。

この記事を読むことで以下のことがわかります。

ChatGPTとGoogleドライブの両方を活用している方は、ぜひ参考にしてください。

ChatGPTとGoogleドライブの連携で得られるメリット

ただ、ファイルを追加するだけなら、端末からの直接追加可能です。ここではGoogleドライブと連携するからこそ得られるメリットを紹介します。

連携の主なメリット
  1. 端末にダウンロードする手間を削減
    ドライブにあるデータを直接ChatGPTに追加できるため、その手間を削減できます。
    特に、あなたの同僚が作成したファイルを共有ドライブでシェアされたときには楽ちんです。
  2. 複数ドキュメントの横断理解・比較で、作業の効率化
    ファイルの追加は複数同時に追加可能。横断比較で分析作業を効率化します。
  3. マルチフォーマット対応で“出先でもPCいらず”
    モバイル版 ChatGPT でも PDF/画像/CSV を直接追加可能。要約・翻訳・グラフ化まで完結します。
  4. 高度データ分析(Advanced Data Analysis)をすぐ実行
    スプレッドシートをCSVで保存し、アップ。Python が裏で動き、統計・可視化を自動生成できます。
    専用ソフト無しでデータサイエンス的処理が完了。
  5. セキュリティ/ガバナンスが保たれる
    Drive 側の閲覧権限を維持したまま、ChatGPT には必要最低限のコピーだけ渡すため、不要な二次保存を防止します。

正直、実際に使ってみないとメリットがわかりにくいかもしれませんね。特に②のように複数のファイルを横断して分析させられるメリットは大きいと思います。

活用シーンはアイディア次第で無限にあります。実際の業務での活用例を紹介しますので、ご自身の業務などに合わせてアイディアを練ってみてください。

連携の活用例
  1. 複数のファイルの内容を比較表にまとめる
    研究論文のPDFを5本をアップし、1枚の比較表を作成する。
  2. 契約書レビュー&リスク指摘
    契約書のドキュメントファイルをアップ。重要条項を抜粋し、リスク度★1〜3評価で表に出力する。
  3. 会議で話題に上がった項目をシートから抽出
    議事録ドキュメントと売上のスプレッドシートをアップし、関連項目のデータを抽出する。ChatGPTがPythonでグラフ作成することも可能。
  4. “フォルダ丸ごと ZIP”で社内Wikiを自動生成
    ドライブでフォルダをZIPファイルにしてアップ。各ファイルの要約とタグをMarkdown形式で吐き出させ、目次もつける。
  5. データクレンジング+疑似匿名化
    CSVの顧客ログをアップ 。個人名とメールをマスクし、頻出クレームをカテゴリ別にTop10で抽出する。

①〜③はイメージしやすいのではないでしょうか。今Google WorkSpaceなどでやっている作業をChatGPTで改善できないか?という視点で考えてみると良いでしょう。

最近のo3は推論能力が非常に強力です。膨大なデータをそのまま読み込ませて、分析させるだけでも有用です。大きいファイルはダウンロードするのにも時間がかかりますからね。

ChatGPTとGoogleドライブを連携する方法

ChatGPTとGoogleドライブの連携する方法について解説します。

【事前準備】ChatGPT × Googleドライブ連携を活用するには?

ChatGPTとGoogleドライブを連携させるための事前準備です。必要な条件は以下の2つ。

  • 有料プラン(Plusプラン以上)に加入している
  • Googleドライブにアクセス権がある

無料プランでは、GoogleドライブからChatGPTに直接ファイル追加することはできません。ファイルを一度端末にダウンロードし、端末からファイル追加する必要があります。これでは手間が増えてしまいますね。

また当然ですが、連携できるGoogleドライブはあなたのGoogleアカウントが権限を持っているものでなければなりません。反対に、アクセス権のあるドライブであれば、オーナーでなくとも、ChatGPTへのファイル追加が可能です。

加えて、追加できるファイル種別も確認しておきましょう。主に以下のファイルです。

  • Googleドキュメント
  • Googleスプレッドシート
  • Googleスライド
  • .pdf
  • .docx / .doc
  • .txt
  • .html
  • .xlsx
  • .csv
  • .pptx
  • .png
  • .jpg / .jpeg
  • .webp
  • .gif
  • .json
  • .py
  • .js
    など

ChatGPTとGoogleドライブを連携する方法

それでは早速、ChatGPTとGoogleドライブを連携しましょう。連携する箇所はチャット欄で行います。

「+」をクリックし、「Google Driveに接続する」をクリックします。

Googleのアカウント選択の画面が表示されますので、連携したいアカウントを選択します。

Googleよりアクセス権付与の確認が表示されますので、「続行」を選択します。

これだけで接続は完了です。

ChatGPTとGoogleドライブの連携を活用する

実際に連携して使ってみましょう。再度チャット画面で「+」をクリックすると、「Google Driveから追加する」に表記が変わっています。

選択すると、ファイルの選択画面が表示されます。ドライブ内の多数のフォルダが表示されるため、ファイル名が一部でもわかっている場合には検索バーにファイル名を入力して検索しましょう。(部分一致OK)

ファイルを選択したら、「選択」をクリックします。

フォルダの選択はできません。選択できるのはあくまでファイルです。ただしフォルダをZIP化すれば、選択可能。

ファイルを追加したら、プロンプトを入力します。今回追加したファイルは、”この世に一つしかない”オリジナルの世界一周旅行のプランです。

アウトプットがこのファイルの内容に即しているかどうかで、このファイルの内容にきちんとアクセスできているかを確認します。

世界一周旅行プランを共有します。このプランにかかるおおまかな費用を出してください。

ChatGPTからの回答は以下の通りです。o3を使用したので、かなりのボリュームの回答が得られました。

ChatGPT o3の回答

“惑星まるごとサファリ” – 365 日世界一周の概算費用

(1 人・エコノミー利用・中上位クラスの少人数ツアー/ロッジ想定)

エリア & 旅程参考価格* (USD)
1 月南極 & サウスジョージア 24 日砕氷船$28,900
2 月パタゴニア(ピューマ追跡 10 日)$6,500(8 日 $5,560 を日数補正)
3 月ブラジル・アマゾン水上ロッジ 12 日$4,500(10 日 $3,875 を日数補正)
4 月ガラパゴス小型船 11 日$7,000
5 月アラスカ(カトマイ+デナリ)14 日$6,000(14 日ツアー $5,759 参考)
6 月カナダ・チャーチル 10 日$10,000(7 日 $7,116 を日数補正)
7 月スヴァールバル極地クルーズ 12 日$21,000
8 月ケニア&タンザニア大移動 18 日$12,000(14 日 $9,549 を日数補正)
9 月マダガスカル 11 日$4,000(8 日 $1,631 ~上位ロッジ想定)
10 月インド(カジランガ & ギル)14 日$3,000(15 日 $1,498~上位ロッジ補正)
11 月ボルネオ+コモド 15 日$8,000(13 日 £6,295≈$7,900)
12 月NZ 南島+小笠原 18 日$8,800

*同クラスの最新商品価格を日数補正し「現地移動・食事・ガイド込み」の目安として算出。


航空券・保険・予備費

項目概算 (USD)
世界一周航空券(6 大陸・16 区間相当)$6,900
極地対応旅行保険(医療500 万円+搬送無制限)$1,000
主要ワクチン追加接種$500
緊急/レンズ破損など予備費 (陸上・船手配分の10%)$11,980

総費用概算

区分金額 (USD)
全 12 エリア land/sea 手配合計$119,800
世界一周航空券$6,900
保険・ワクチン$1,500
予備費 (10 %)$11,980
総計≈ $140,000

1 USD = 155 JPY(2025年4月平均)で 約 2,170 万円

以下省略。

ファイルの記載の旅行プランに沿って、回答してくれました。きちんとGoogleドライブにアクセスし、ファイルを読み込めていることが分かりました。

今回はドキュメントファイルを追加しましたが、スプレッドシートやスライドでも同様です。ぜひいろいろ試してみてください。

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ChatGPTとGoogleドライブを連携して生産性を高よう!

この記事ではChatGPTとGoogleドライブを連携するメリットや活用法、連携手順について解説しました。

連携は準備さえ整っていれば、とても簡単です。今回は触れていませんが、TeamプランやEnterpriseプランではさらなる活用方法があります。

普段からGoogle Workspaceを活用している方は生産性が飛躍的に高まると思いますので、今回の内容を参考にぜひ活用してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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