Base44って実際どうなの?
使った人の本音が知りたい

Base44は、AIに日本語で指示するだけでWebアプリが作れるAI開発ツールです。世界的に注目度が高まっているものの、日本ではまだBase44は知られておらず、「本当に使えるの?」「トラブルはないの?」と不安に感じる方も多いでしょう。

こんにちは、シントビ管理人のなかむーです。

Base44はアメリカで最も利用されているAI開発ツールです。非エンジニアでも簡単にアプリを作ることができます。

今回も文系目線でわかりやすく解説していきます。

この記事を読むことで以下のことがわかります。

Trustpilot・Product Hunt・Qiita・X(Twitter)など、ネット上に投稿されたリアルな口コミを調査し、よい評判・よくない評判の両方を整理しました。利用を検討している方の判断材料になれば幸いです。

Base44とは?30秒でわかる基本情報

はじめにBase44について簡単に解説します。

AIに指示するだけでアプリが作れるノーコードツール

Base44は、チャット形式で「こんなアプリを作りたい」と伝えるだけで、Webアプリを自動生成してくれるAI開発プラットフォームです。

従来のノーコードツール(BubbleやWebflowなど)では、画面のドラッグ&ドロップ操作やデータベースの設定を自分で行う必要がありました。Base44では、そうした技術的な作業をAIが自動で処理してくれるため、プログラミング経験がない方でもアプリ開発を始められます。

データベース・ユーザー認証・ホスティング(公開環境)が最初からセットになっている「オールインワン」設計が最大の特徴です。

2025年にWixが約120億円で買収し話題に

Base44は、イスラエルの起業家マオール・シュロモ氏が個人で開発したサービスです。2024年10月にリリースされ、わずか6ヶ月でユーザー数が25万人を超えました。

そして2025年6月、ホームページ作成サービスの大手であるWixが約8,000万ドル(約120億円)で買収を発表。この「個人開発→大型買収」というストーリーが、IT業界で大きな話題になりました。

現在はWixの傘下で独立したサービスとして運営されており、Wixのリソースを活かした機能強化が進んでいます。

Base44のよい評判・口コミ

ネット上で見つかったポジティブな声を整理すると、以下のような点が評価されています。

  • プログラミング知識ゼロでもアプリが作れた」
  • オールインワンで外部設定が不要なのが楽
  • プロトタイプの作成スピードが圧倒的

プログラミング知識ゼロでもアプリが作れた

最も多かったのが「コードを書かずにアプリが完成した」という声です。Trustpilotでは、プログラミング未経験のユーザーが栄養管理アプリや家事管理アプリを作成できた事例が報告されています。

コードを書いた経験がまったくないのに、夫婦の家計管理・買い物リスト・病院の予約などをまとめたアプリを作れました。

出典:Trustpilot ユーザーレビュー

日本語のブログでも、

自然言語だけでここまで作れるので、プログラミングの知識がなくてもホント誰でもアプリが作れるなと思いました。

出典:一般社団法人日本ワークパフォーマンス協会

という感想が見られます。

非エンジニアの私でも、自分専用の経費アプリが簡単にできました。

オールインワンで外部設定が不要なのが楽

Base44が高く評価される理由のひとつが、データベースや認証機能を外部サービスで別途設定する必要がないことです。

競合ツールのLovableでは、データベースにSupabaseを別途接続する必要があります。一方、Base44ではすべてがプラットフォーム内で完結するため、設定ミスのリスクも低く、初心者でも安心して使えるという声が多く見られます。

Base44を使って驚いたのは、バックエンド関数がここまで簡単に扱えるという点です。他のAIアプリ生成サービスでは、バックエンド処理がなかったり、外部サービスと組み合わせる必要があり、リリースにたどり着けないケースも少なくありません。

出典:Hack Lab. 256

プロトタイプの作成スピードが圧倒的

「アイデアを伝えてから数分で動くアプリができる」というスピード感も、多くのユーザーが驚くポイントです。Product Huntのレビューでは「高速プロトタイピング」「使いやすい」が最も多く挙げられたメリットでした。

noteの記事では、オンライン学習プラットフォームを約4時間で構築できた体験談が紹介されています。従来の開発手法なら数週間かかる作業が大幅に短縮されています。

実際にアプリを作成しましたが、シンプルな自分専用のタスク管理アプリは、計画から完成までで約30分。実用的な案件管理アプリは2時間程度でした。

テンプレートを使うとさらに短縮できます。

【X(Twitter)の声】ユーザーのポジティブな投稿

X(旧Twitter)でも、Base44を実際に使ったユーザーのポジティブな投稿が確認できます。

@base_44 のツールセットがあれば、ほぼ何でも実現できる。CollabStreamのサイト/アプリをアイデアから2週間もかからず完成させた。

出典:X(Twitter)ユーザー投稿

特に非エンジニアのユーザーから「今まで作れなかったものが作れた」という満足の声が多い印象です。

Base44のよくない評判・口コミ

一方で、以下のような改善を求める声も少なくありません。よい面だけでなく、課題もしっかり把握しておきましょう。

  • クレジットの消費が早く、コスパが気になる
  • サポートの対応が遅い
  • 複雑なアプリやデザインの自由度には限界がある

クレジットの消費が早く、コスパが気になる

Base44はAIとの対話に「メッセージクレジット」を消費する仕組みです。特に無料プランでは月25クレジット、一日最大5クレジットと限られているため、すぐに上限に達してしまうという声が多く見られます。

さらに問題として指摘されているのが、AIが意図と違う出力をしたときの修正にもクレジットが消費される点です。「AIのミスなのに自分のクレジットが減る」というのが不満のもとになっています。

AIがミスをして、それを直すのにクレジットを使わされる。何度直しても同じ問題が起きるのに、そのたびにクレジットが減っていく。

出典:Trustpilot ユーザーレビュー

クレジットを無駄遣いしないためには、AIに指示する前のプロンプトが重要です。

先日、AIに事前に確認するDiscuss機能や、一緒に計画を立てるPlan機能が追加されました。クレジット消費なしで使えるため、うまく活用すると良いでしょう。

「サポートの対応が遅い」

カスタマーサポートの対応速度については、改善を求める声が目立ちます。Trustpilotのレビューでは「2〜3日待っても返答がない」「サポートチケットが何週間も未対応」という報告が複数あります。

現在のサポートはDiscordコミュニティが中心で、個別対応の体制が十分でないという印象を持つユーザーが多いようです。Wixの買収後にサポート体制が強化されることを期待する声もあります。

「複雑なアプリやデザインの自由度には限界がある」

Base44はプロトタイプやMVP(最小限の製品)を素早く作るのに適していますが、デザインの細かい調整や大規模なアプリ開発には不向きだという意見もあります。

海外のレビューサイトでは「デザインの出力が画一的で、競合ツールほどの柔軟性がない」という評価がありました。また、作ったアプリを他の環境に移行する際のポータビリティ(移行性)を心配する声もあります。

Base44は内部ツールを素早く構築するのに優れている。ただし、公開向けのアプリやカスタマイズ性の高いものを作ろうとすると、プラットフォームの制約を感じるようになる。

出典:Shipper.now レビュー記事

【Trustpilot】海外ユーザーの厳しめの声

Trustpilotでの総合評価は2.3/5.0(2026年2月時点、369件のレビュー)と、やや厳しい数字です。レビュー全体を見ると評価が二極化しており、「最高」と「最低」の両方が目立ちます。

低評価の主な理由は、クレジット消費の問題、AIの品質低下、サポート不足の3点に集中しています。一方、高評価レビューではスピードとオールインワンの便利さが称賛されています。

なお、Trustpilotは海外ユーザーが中心のため、日本語での利用体験とは異なる場合があります。参考情報として読むのがよいでしょう。

迅速に作りたい非エンジニアは高評価、高度なものを作りたいエンジニアは低評価という傾向が見えます。

厳しい意見も踏まえた上で、「自分に合っていそう」「これで十分」と感じる方はぜひ試してみてください。無料プランでもすべての基本機能を試せます。

Base44の公式ページよりアカウント作成できます。

Base44を始める

エンジニア視点での評価も紹介

エンジニアは視点のより具体的な評価も紹介します。

Qiita投稿に見るプロ開発者のリアルな感想

日本のエンジニア向けプラットフォームQiitaでは、普段Claude CodeやBoltを使っている開発者がBase44を使った感想を投稿しています。

よい点として挙げられているのは、初期設定の手軽さです。「Supabaseの設定が不要で、DBを間違えて公開してしまうリスクもない」「チェックボックスひとつでアプリの公開設定ができる」と、初心者にとっての安心感が評価されています。

一方で、「プロダクトの成熟度ではBoltのほうが高い」「コードのバージョン管理が分かりにくい」「日本語で指示できること自体は今や特別ではない」といった指摘もあります。エンジニアが本番運用を前提とする場合は、他のツールとの比較検討が必要でしょう。

参考記事:base44を使ったプロトタイプ開発の良し悪し|Qiita / @buntafujikawa

競合ツール(Bolt・Lovable)との比較でどう見られているか

Base44を語るとき、よく比較対象に挙がるのがBoltとLovableです。ざっくりとした違いは以下のとおりです。

Base44BoltLovable
DB・認証内蔵(設定不要)最近対応(Supabase)Supabase連携が必要
UIデザインシンプル寄りAI感が出やすい洗練されたUIが得意
コード管理限定的ダウンロード前提GitHub連携あり
向いている人非エンジニアエンジニア寄り技術経験ありの方

まとめると、Base44は「手軽さ」と「オールインワン」で勝負しており、Boltはエンジニア向け、LovableはUI品質を重視する人に向いていると言えます。

Base44の評判から見える「向いている人・向いていない人」

これまで紹介してきた良い評判、良くない評判から見える、向いている人、向いていない人について解説します。

向いている人:非エンジニアでアイデアを素早く形にしたい人

口コミを総合すると、以下のような方にBase44は特に向いています。

まず、プログラミング経験がないけれどアプリを作ってみたい方です。日本語で指示するだけで動くものが作れるため、学習コストが非常に低いです。

次に、新規事業やサービスのアイデア検証をスピーディーに行いたい起業家やマーケター。プロトタイプを数時間で作れるので、アイデアの妥当性を素早くテストできます。

また、社内の業務改善ツール(タスク管理、在庫管理、予約管理など)を手軽に作りたい方にも適しています。IT部門に依頼するほどでもない小規模なツールを、現場の担当者自身が作れるのは大きなメリットです。

Base44は無料プランでもすべての基本機能を試せますので、気になった方は気軽に試してみると良いでしょう。Base44の公式ページよりアカウント作成できます。

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向いていない人:デザイン重視やコードの完全管理をしたい人

一方で、以下のような目的にはBase44は最適とは言えません。

洗練されたUIデザインにこだわりたい場合は、LovableやBubbleのほうが柔軟です。Base44のデザイン出力はシンプル寄りで、細かい調整には限界があります。

また、コードを完全にコントロールしたいエンジニアや、将来的に他の環境への移行を前提としている場合は、CursorやClaude Codeなどのコーディングアシスタントのほうが適しています。

大規模なシステムや高負荷な処理が必要な場面でも、Base44の守備範囲を超える可能性が高いでしょう。

Lovableの公式ページはこちら

Lovableの公式ページで確認する

まずは無料プランで自分の目で確かめよう

Base44の評判を調査した結果、よい面とよくない面の両方がはっきりと見えてきました。

よい評判として目立つのは、

  • プログラミング不要でアプリが作れる手軽さ
  • オールインワンの便利さ
  • 圧倒的なプロトタイピング速度

特に非エンジニアが初めてアプリ開発に挑戦するツールとしては、非常に高く評価されています。

よくない評判としては、

  • クレジット消費の早さ
  • サポート体制の不足
  • 自由度の限界

これらはWixの買収によるリソース増強で、今後改善される可能性があります。

Base44が自分に合うかどうかは、実際に触ってみるのが一番です。無料プランはクレジットカード不要で始められるので、まずは簡単なアプリを1つ作ってみることをおすすめします。

記事で読むのと、実際に操作してみるのでは印象が大きく変わるはずです。自分の目で確かめてから、有料プランへのステップアップを検討してみてください。

Base44を始める

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!