Base44で経費メモアプリを作成!自分専用アプリの作り方・手順を解説
あの交通費、計上するの忘れてた
毎月帳簿をつけるのは面倒
市販のものは使いづらい!自分専用のツールが欲しい!
このように困ったこと、感じたことはありませんか?
私はずぼらかつ、経費発生の頻度が多くはないので、毎月きちんと記帳をしていません。確定申告の時期にまとめて処理するため、経費の計上漏れが発生して損をしていました。(売上は漏れなく記帳しています!)
かといって、経費が発生するたびに経費管理アプリやスプレッドシートに記帳するのは面倒。そこで、Base44を使って経費の記録漏れを防ぐための「自分専用の経費メモアプリ」を作りました。
こんにちは、シントビ管理人のなかむーです。
Base44はアプリを開発するAIツールです。アプリ開発の経験はゼロ。そんな私でも、Base44を使うことで1時間もかからずに自分専用アプリを作成できました。
今回も文系目線でわかりやすく解説していきます。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
- Base44でどのように自分の悩みや課題を解決できるのか
- Base44での自分専用アプリ開発の流れ
このアプリを作った理由から実際の作成手順まで、詳しく解説します。
読み終えたときには、あなたも“Base44で自分専用アプリを作れるかどうか”が判断できるようになるでしょう。ぜひ参考にしてください。
なぜ経費メモアプリをBase44で作ったのか

Base44を知って初めに作ろうと思ったのが、「自分専用の経費メモアプリ」です。その理由を解説します。
既存の経費管理アプリは重たい
経費管理アプリを探すと、多機能なサービスがたくさん見つかります。ただこれらは、「都度きちんと記帳する人」を前提に作られているのが問題と考えています。
- 高機能すぎる
- UIが複雑
- 毎回のログイン認証も煩わしい
- 料金が発生し続ける
複雑で多くの操作を覚える必要があるのは、高機能なゆえの弊害です。少しでも「面倒!」と感じたら、後回しにしてしまうのが私……。
高機能アプリは「都度記帳する習慣がない人」には合わないのです。
ちなみに売上は正確に記録しています。また、サブスクのようなサービスはクレジットカード払いで漏れはありません。
ここで記帳が面倒だと言っているのは、主に「交通費」「書籍代」「交際費」など、不定期に発生するものです。
スプレッドシート運用は入力がしづらい
「それならスプレッドシートでいいのでは」と思うかもしれません。実際、私も最初はGoogleスプレッドシートでメモしていました。
しかし、スプレッドシートは自由度が高すぎて逆に入力がしづらいのです。月ごとや年間の合計を見たくても、フォーマットを作るのも面倒です。
また、①アプリを開いて、②シートを探して、③入力をする。この「②シートを探して」の手間が私の行動を阻害していました。
自分に最適なアプリは存在しない
私のような「確定申告時にまとめて処理する人」が本当に欲しいのは、記帳漏れを防ぐための簡易メモツールです。
経費が発生したその場でサッと数秒でメモをできる。確定申告時には、月ごと・カテゴリごとに見返せる。それでいて安価で使える。そんなツールは見つかりませんでした。
そこで、
ないなら、いっそ作ってしまおう!
と言っても、アプリ開発経験のない私とって、開発のハードルは恐ろしく高い。しかしバイブコーディングツール「Base44」の登場で、状況は一変しました。
Base44なら誰でも自分専用アプリが作れる
今回のような「自分だけが抱えている悩み」を解決するのに、Base44が適している理由は3つあります。
1つ目は、必要な機能だけを実装できることです。経費の記録、カテゴリ分け、月別・カテゴリ別の集計。これだけに絞ってアプリを作りました。
2つ目は、月額料金を気にせず使えることです。Base44は無料プランでも基本機能が使えます。作ったアプリは自分専用なので、ずっと使い続けられます。
3つ目は、後から機能を追加できる柔軟性です。「やっぱりレシート画像も保存したい」と思ったら、後から機能を足せばいい。初めは最小限で作って、必要に応じてアプリを育てられます。
Base44でのアプリ開発にプログラミング経験は必要ありません。自分の要望を言語化することができれば、大丈夫です。
今回のアプリの建付けはあくまで「経費メモアプリ」であって、「経費管理アプリ」ではありません。経費管理を補助するメモアプリになります。
なお、Base44ではしっかりとした経費管理アプリも作れますし、その他様々なアプリが作れます。
Base44で作った経費メモアプリの概要

アプリを作成するには「どんな人のどんな悩みを解決するのか」を明確にする必要があります。今回の主な対象は「私」なのですが、言語化していきます。
どんな人・用途を想定したアプリか
このアプリは、経費の発生頻度がそこまで多くない個人事業主・フリーランス向けです。
毎日大量の経費が発生するわけではないが、月に数回、交通費や通信費、書籍代などが発生する程度。そんな人を想定しています。
毎月きちんと仕訳や記帳をする習慣がなく、確定申告の時期にまとめて処理する。だからこそ、経費の記録漏れが発生して損をしている。このアプリは、そんな「ずぼらだけど損はしたくない人」のための簡易メモツールです。
そのため、本格的な経費管理は求めていません。手入力でいいから、サッと記録できることを優先しました。
業務で「何が楽になったか」
このアプリを使い始めて、3つのことが明らかに楽になりました。
1つ目は、経費の記録漏れがなくなったことです。以前は「後で思い出して記帳すればいい」と思って、結局忘れていました。今は発生したその場でスマホからサッとメモ。ログイン不要で数秒で終わります。記録する心理的ハードルが下がりました。
2つ目、記帳漏れがなくなったことで、確定申告時の「思い出す作業」が不要になったことです。以前は「2月に何か経費があったはず…」と記憶を辿っていました。今は月ごとに一覧表示すれば、その月の経費がすべて見えます。
3つ目は、カテゴリ別の集計が自動でできることです。以前は確定申告時に、スプレッドシートで表を作成し、カテゴリごとの合計金額を出す必要がありました。今は集計画面を見るだけで数字が揃います。
日々の記帳は簡易メモで済ませて、確定申告時にまとめて処理する。この流れがスムーズになりました。
使わない情報は目に入れない設計
このアプリには、余計な情報が一切ありません。
入力画面は日付・金額・カテゴリ・メモの4項目だけ。選択肢も自分が使うものだけで、最小限です。カテゴリはプルダウンで選ぶだけなので、表記揺れも起きません。
一覧画面は最新順で表示されます。「最近何に使ったか」を確認するだけなら、スクロールする必要もありません。集計画面も必要な数字だけが表示されます。月ごとの合計、カテゴリ別の内訳、年間の一覧、確定申告に必要な情報だけが、見やすく整理されています。
多機能なアプリは、使わない情報が目に入ってきます。このアプリは、自分が本当に見たい情報だけが自然に目に入る設計です。
余計な情報が目に入らない、余計なステップがない、というのはとても重要です。これらがあるだけで、やる気を削がれます。
経費メモアプリの画面とできること

ここからは、実際の画面を見ながら、このツールで何ができるかを簡潔に説明します。
メイン画面|経費入力・一覧確認
メイン画面は2つのエリアで構成されています。上部が入力フォーム、下部が経費の一覧です。

入力フォームでは、日付・金額・カテゴリ・メモの4項目のみ。プルンダウンでよく使う15の項目から選択できます。入力が終わったらボタンを押すだけでなので、数秒で記録完了。スマホでも使えます。
私にとってはこれで十分です。
集計画面|月次・年次データの確認
集計画面は、確定申告時にまとめて処理するための機能です。月ごとにかかった経費を確認できます。

カテゴリを選択すると、その内訳が確認できます。

「年間一覧」では各カテゴリごとに集計された金額を確認できます。「この月は交際費を使いすぎている」といった振り返りもしやすいです。

グラフや複雑な分析機能は不要なのでありません。
私の場合、わざわざクレジットカードで払っている経費をこちらには記帳しません。そのため、年間一覧の金額とクレジットカード払いの金額を最後に合算します。(本来はすべて記帳するのがベストですが…)
できることは以上で、とてもシンプルです。シンプルだからこそ続けやすいという設計にしています。
「私にとって最適」がポイントです。人によって、業務によって最適は異なります。自分仕様のアプリを簡単に作れるのが特徴です。
Base44でアプリを作成する手順

今回は自身のニーズに即したアプリのため、万人向けではありません。そのため、経費アプリの作り方・プロンプトを紹介してもあまり意味はないでしょう。
そこで、経費メモアプリに限らず、Base44で「アプリを作成する際の手順」を紹介します。手順はざっくり以下の通りです。
- 作りたいアプリの目的を明確にする
- 必要なデータ項目を洗い出す
- 最初のプロンプトで基本部分を作る
- 実際に触りながら機能を追加していく
- セキュリティ設定をして公開する
ステップ1. 作りたいアプリの目的を明確にする
Base44にプロンプトを入力する前に、まず「何のためにアプリを作るのか」を整理しましょう。
- 解決したい課題は何か
- どんな場面で使うのか
- 誰が使うのか(自分だけ/チーム)
- どの程度の頻度で使うのか
この整理ができていないと、Base44に指示を出すときに曖昧になり、作り直しが発生します。
いわゆる要件定義というものですが、非エンジニアの方は慣れていない場合も多いでしょう。AIを使って壁打ちするのがオススメです。
ステップ2. 必要なデータ項目を洗い出す
アプリで扱うデータの項目を決めます。
例えば、今回の経費メモアプリなら「日付、金額、カテゴリ、メモ」の4項目。タスク管理なら「タスク名、期限、担当者、ステータス」などです。Excelで管理する場合、どんな列が必要かを考えるのと近いです。
Base44では後から項目を追加することも簡単です。そのため、最初は必要最小限から始めるのがオススメです。
ステップ3. 最初のプロンプトで基本部分を作る
Base44へのプロンプト(指示)は日本語でも問題ありません。ポイントは具体的に指示することです。
「経費を記録するアプリを作ってください。日付、金額、カテゴリ、メモの4項目を入力できるフォームと、入力したデータを一覧表示する画面を作成してください。」
抽象的なプロンプトでは期待する成果は得にくくなります。
「オシャレな経費管理アプリを作って」
ここでは、最初からアプリの完成形を目指さずに、基本的な入力と表示だけを作りましょう。細かい調整は後からできます。
最初のプロンプトの例
経費メモアプリを作ってください。
【基本機能】
・経費を記録できる入力フォーム
・入力項目:日付、金額、カテゴリ(プルダウン選択)、メモ
・カテゴリは以下の10個を用意
交通費、通信費、消耗品費、水道光熱費、図書費、接待交際費、広告宣伝費、外注費、家賃、その他
【表示機能】
・入力した経費の一覧表示
・最新のものが上に表示される
【デザイン】
・シンプルで見やすいデザイン
・スマホとパソコン両方で使いやすいレスポンシブ対応
まずはこの基本部分を作成してください。
最初のプロンプトでは枠組みを整えます。家造りに例えると、土台と柱を立てる段階です。細かい内装や装飾は後回しにして、まずは基本構造を作ります。
ステップ4. 実際に触りながら機能を追加していく
Base44が生成したアプリを実際に使ってみます。
使ってみると「編集機能が欲しい」「削除ボタンが必要」「並び順を変えたい」といった要望が出てくるでしょう。そのタイミングで、追加の指示を出します。
- 「一覧の各項目に編集ボタンと削除ボタンを追加してください」
- 「最新のものが上に表示されるようにしてください」
- 「削除する前に確認メッセージを出してください」
一度にすべてを指示するより、段階的に作った方が、思い通りのアプリになりやすいです。
ここでも細かい修正は後回しにして、大きな修正や機能追加から手をつけましょう。
ステップ5. セキュリティ設定をして公開する
アプリが完成したら、公開設定を行います。
自分だけが使うアプリなら、アクセス制限を設定します。特定のメールアドレスだけがアクセスできるようにすることで、他の人に見られる心配がありません。
チームで使う場合は、共有リンクを発行して関係者に配布します。Base44では、公開範囲を細かく設定できるので、用途に応じて調整してください。
公開前に、必ずテストデータで動作確認をしておくことをおすすめします。実際のデータを入れる前に、想定通りに動くかを確認しましょう。
公開してからも追加編集が可能です。実際のユーザーの声を聞いてより良いアプリにしていきましょう。
Base44でのアプリ作成が向いている人

今回はBase44で経費メモアプリを作成した経験を紹介しました。Base44では様々なアプリを作ることが可能ですので、ぜひあなたが作りたいアプリを作ってみてください。
Base44でアプリを作成するのに向いているのは以下のような方々です。
迅速にアプリを作りたいエンジニア
エンジニアならコードを書けばいいのでは?
このように思うかもしれませんが、Base44はエンジニアにこそ価値があります。
アイデアを検証するためのMVP(Minimum Viable Product)を作りたいとき、フルスクラッチで開発していては時間がかかりすぎます。Base44なら、数時間でMVPが完成します。
- アイデアの検証
- クライアントとのすり合わせ
このような場面で有効です。
また、社内ツールや自分専用のツールなら、わざわざコードを書く必要はありません。Base44で作れば、保守の手間も減ります。
エンジニアリングの時間を本当に価値のある部分に集中させる、そのためにBase44を使うのは賢い選択ではないでしょうか。
プログラミングを学ぶ時間がない人
自分専用のツールが欲しいけど、プログラミングを勉強する時間はない
このような方にもぴったりです。プログラミングスクールに通ったりオンライン教材で学ぶには時間もお金もかかります。
Base44なら、プログラミングを学ばずに、今日からアプリを作れます。
必要なのは「何を作りたいか」を言葉で説明する力だけ。プログラミングを学ぶことは素晴らしいですが、今すぐツールが欲しいなら、Base44という選択肢が最もコスパ良いです。
自分専用のツールを作りたい人
既存のアプリを使っていて「この機能は使わないのに、画面に表示されている」「もっとシンプルにできないのか」と感じたことがある方にもオススメです。
市販のアプリは、多くの人が使えるように作られています。だから、どうしても余計な機能が含まれがちです。自分専用のツールなら、自分が使う機能だけを実装でき、画面も自分が見やすいように配置できます。
フリーランス・個人事業主や小規模チームには特にぴったりです。
「自分に当てはまる」と感じたなら、次は実際に触って、作ってみましょう。今回紹介したようなアプリなら、30分〜1時間程度で作成できます。
いきなり大規模なアプリを作るのではなく、自分のちょっとした悩み・課題を解決するアプリから手を付けるのがオススメです。
アプリを作れるかどうかは触るのが一番早い
ここまで読んでいただいた方の中には、まだ「自分にも作れるだろうか」と迷っているかもしれません。
その迷いを解消する方法は1つだけ。それは、実際にBase44を触ってみることです。
記事をいくら読んでも、動画を見ても、最終的には「自分に合うかどうか」は触らないと分かりません。文章で読むのと、実際に手を動かすのでは、理解の深さがまったく違います。
Base44は無料で始められるのでリスクはゼロです。数十分から数時間触ってみて、「これは自分には向いていない」と思ったら、そこでやめればいいだけです。
反対にこれは「凄い!」「こんなアプリも作れそう!」と感じたら、どんどん使ってみましょう。あなたの業務が劇的に変わっていくことでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!




