Base44は他のアプリと連携できるの?
SlackやNotionと連携させるアプリを開発したい

Base44でアプリを作る際、外部のツールやサービスと連携することで、できることが大きく広がります。

例えば、こんなことができます。

  • Gmailで自動的にメールを送信する
  • Notionのデータベースと同期してタスク管理
  • Slackに自動通知を送る
  • SalesforceやHubSpotと顧客データを連携

こんにちは、シントビ管理人のなかむーです。

Base44で業務用アプリを作る場合、外部ツールとの連携は有用です。特にチーム利用、クライアント向け構築ではもはや必須と言えるでしょう。

今回も文系目線でわかりやすく解説していきます。

この記事では、Base44でどんな連携が可能なのか、どのような方法があるのかを、初めての方にもわかりやすく解説します。

Base44の連携は3つのレベルに分かれている

Base44では、連携の仕組みが3つのレベルに分かれています。どのレベルで連携するかによって、使える範囲や設定方法が変わります。

アプリレベルの連携

1つ目は「アプリレベル」の連携です。これは、特定のアプリの中だけで使える連携機能です。

主な連携方法
  • 組み込み済みの連携機能
    Base44に最初から入っている機能で、追加設定なしで使えます
  • コネクター
    GmailやSlackなど、人気のサービスと簡単につなげる機能
  • バックエンド関数を使った外部API呼び出し
    自分で設定したAPIキーを使って、他のサービスと連携する方法

ワークスペースレベルの連携

2つ目は「ワークスペースレベル」の連携です。チーム全体で使うワークスペース内のすべてのアプリから利用できる連携です。

主な連携方法
  • カスタムOpenAPI連携
    OpenAPI仕様書をもとに、チーム共通のAPIを登録できます

この方法の便利なところは、一度設定すれば、ワークスペース内のどのアプリからでも使えることです。個別にAPIキーを設定する手間が省けます。

アカウントレベルの連携

3つ目は「アカウントレベル」の連携です。Base44アカウント全体で使える設定です。

主な連携方法
  • MCP接続
    AIチャットで使える外部ツールやデータソースを追加できます

これは、アプリの機能としてではなく、アプリを作る際のAIアシスタントが参照できる情報源を増やす仕組みです。

各連携方法の難易度と連携できるアプリ一覧

非エンジニアの方を対象として、各連携方法の難易度を紹介します。設定する際の参考にしてください。

連携方法連携できるアプリ難易度一言コメント
組み込み済みの連携機能Invoke LLM
SendEmail
UploadFile
GenerateImage
ExtractDataFromUploadedFile
★☆☆☆☆設定不要。
誰でもすぐに使えます。
コネクターGoogleの各種サービス
Slack
Notion
Salesforce
HubSpot
LinkedIn
TikTok
など
★☆☆☆☆ログインして承認するだけ。
AI連携OpenAI
Claude
Groq
など
★★☆☆☆APIキーの取得方法さえわかれば、
非エンジニアでも可能です
MCP接続GitHub
Google Drive
など
★★★☆☆手順を学べば非エンジニアでも可能。
初回はサポートがあると安心です。
バックエンド関数を使った外部API連携Stripe
Twilio
Google API
など
★★★★☆エンジニアへの依頼が必須です。
カスタムOpenAPI連携独自APIなど★★★★★技術的知識が必要。
エンジニアへの依頼が必須です。

※2026年2月時点

それでは各連携方法と、連携できるアプリについて解説していきます。


すぐにでも試したい方は、公式サイトからアカウント作成ができます。Base44の公式ページはこちら

Base44を始める

Base44に組み込み済みの連携機能

Base44には、最初から使える便利な連携機能がいくつか用意されています。追加の設定やAPIキーは不要で、無料プランでも利用できます。

主な組み込み機能
  • Invoke LLM
    AI言語モデルを使って、テキスト生成や質問応答ができます
  • SendEmail
    アプリのユーザーにメールを送信できます
  • UploadFile
    ファイルのアップロード機能を追加できます
  • GenerateImage
    テキストから画像を生成できます
  • ExtractDataFromUploadedFile
    アップロードしたファイル(CSV、PDF、画像など)からデータを抽出できます

これらの機能は、AIチャットで「メール送信機能を追加して」「画像生成できるようにして」と頼むだけで使えるようになります。

組み込み済みの連携機能を使うのはAIに指示するだけなので、とても簡単です。まずはこちらから試してみましょう。

コネクター|簡単に連携できるOAuth対応サービス

コネクターは、GmailやSlack、Notionなど、人気のサービスと簡単につなげられる機能です。APIキーを手動で設定する必要がなく、ログインして承認するだけで連携できます。

コネクターで連携できる主なサービス

  • ビジネスツール
    • Gmail
    • Googleカレンダー
    • Googleドライブ
    • Googleドキュメント
    • Googleスプレッドシート
    • Googleスライド
    • Slack
    • Notion
  • CRM・営業ツール
    • Salesforce
    • HubSpot
  • SNS
    • LinkedIn
    • TikTok

コネクタでSlackと連携する場合、アプリを作成した方のSlackアカウントと接続されます。アプリを使う人ではありません。そのためSlackへの通知は作成者の名義で送られます。高度なことをやりたい場合にはバックエンド関数による連携が必要です。

コネクターの使い方

コネクターを使うには、まずアプリの設定でバックエンド機能を有効化する必要があります。その後、AIチャットで「Gmailと連携して、毎日タスクリストをメールで送って」のように指示するだけです。

Base44が自動的に連携の設定を進め、途中でサービスへのログインと権限の承認を求められます。承認すると、アプリからそのサービスを使えるようになります。

注意点
  • コネクターを使うには、Builderプラン以上が必要です
  • 連携したアカウントは、そのアプリ全体で共有されます(ユーザーごとの個別連携ではありません)

コネクターの活用例

  • Gmail連携の例
    • 毎日のタスクリストをメール送信
    • 重要なアクションがあったときにアラートメールを送る
    • 週次レポートをメールで配信
  • Slack連携の例
    • 新しいチケットが作成されたらチャンネルに通知
    • フォームが送信されたらSlackでアラート
    • 締め切りが近づいたら通知を送る
  • Notion連携の例
    • NotionデータベースとCRMデータを同期
    • アプリからNotionページに自動で書き込み
    • Notionのチェックリストの進捗をダッシュボードに表示
  • Googleカレンダー連携の例
    • 予約が入ったら自動でカレンダーに追加
    • リアルタイムの空き状況を表示

コネクターでの連携は難しくありません。公式ドキュメントに詳細がありますので、気になる方は試してみましょう。

AI連携|OpenAIやClaudeなどのAIサービスと連携

Base44では、OpenAI、Claude、Groq、Mistralなど、さまざまなAIサービスと連携できます。

AI連携の設定方法
  1. AIサービスの開発者ポータルにアクセス
  2. APIキーを取得(多くのサービスは有料)
  3. Base44のダッシュボードでSecretsにAPIキーを保存
  4. AIチャットで「OpenAIを使って画像生成機能を追加して」などと指示
AI連携の活用例
  • 文章の自動生成や要約
  • 画像生成機能
  • チャットボット機能
  • データ分析やインサイトの抽出
注意点
  • AI連携はBuilderプラン以上で利用可能
  • AIサービス側で利用料金が発生する場合があります
  • 使いすぎを防ぐため、AIサービス側で利用上限を設定しておくと安心です

アプリにAIチャットボットを実装したり、分析をさせたりするのは効果的ですね。

MCP接続|AIチャットで使える外部ツール

MCP(Model Context Protocol)接続は、Base44のAIチャットが外部のツールやデータにアクセスできるようにする仕組みです。

MCPは、AIと私たちが日常的に使うツール(メール、カレンダー、ファイルなど)をスムーズにつなぐための新しい共通言語のことです。

MCP接続でできること
  • GitHubのMCPサーバーを接続して、リポジトリの課題を確認
  • 社内ドキュメントのMCPサーバーを接続して、AIチャットで関連情報を検索
  • アナリティクスのMCPサーバーを接続して、最新の指標を確認
注意点
  • MCP接続はBuilderプラン以上で利用可能
  • アカウント設定の「MCP Connections」から設定
  • AIチャットが必要なときだけMCPサーバーにアクセスします
    すべてのメッセージで呼び出すわけではありません

MCP接続は、あくまでアプリを作る際のAIチャットが使う情報源です。完成したアプリ自体がMCPサーバーを呼び出すわけではありません。

MCP接続は非エンジニアの方でも頑張れば、マスターできます。AIサービスを作りたい方は学んでおくといいでしょう。


非エンジニアの方でも簡単にできる連携方法はここまでです。気になった連携機能があれば、アプリを作成して試してみましょう。

Base44の公式ページはこちら

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バックエンド関数を使った外部API連携

コネクターに対応していないサービスと連携したい場合は、バックエンド関数を使ってAPI連携を実装できます。

この方法では、自分でAPIキーを取得して、Base44のダッシュボードの「Secrets(シークレット)」に保存します。そして、バックエンド関数でそのAPIキーを使って外部サービスとやり取りします。

  • バックエンド関数
    ユーザーには見えないサーバー側で動作するプログラムの部品のことで、データの保存や計算などの重い処理を裏側で実行する役割を担っています。
  • APIキー
    システムやサービスを利用するための「専用の合鍵」兼「身分証明書」のことです。

バックエンド関数を使う場面と条件は以下の通りです。

使う場面
  • StripeやTwilio、Slack、ElevenLabs、Zapierなど、コネクターに対応していないサービスと連携したい
  • 1つのアプリだけで使う専用の連携を作りたい
  • カスタマイズされた複雑な処理が必要
条件
  • Builderプラン以上
  • アプリごとにバックエンド機能の有効化が必要

APIキーは、必ずSecretsに保存してください。コードやチャットに直接書き込むと、セキュリティリスクになります。

Stripeで決済機能を実装したSaaSアプリなどを開発する場合には、このバックエンド関数が必要になります。

難易度は高めですので、自信がない方はエンジニアの方に依頼してください。Base44で開発会社への依頼も可能です。(日本企業あり)

カスタムOpenAPI連携|チーム全体で使えるAPI

カスタムOpenAPI連携は、ワークスペース全体で共有できるAPI連携の仕組みです。OpenAPI仕様書をもとに、一度設定すれば、ワークスペース内のすべてのアプリから使えるようになります。

OpenAPIとは、「バックエンド(API)がどんな機能を持っているか」を機械や人間が読み取れる形式で記述するための標準ルールのことです。

カスタムOpenAPI連携のメリット

  • APIキーや認証情報を1回設定すれば、複数のアプリで再利用できる
  • バックエンド機能を有効化しなくても使える
  • 認証情報がブラウザに渡らず、セキュリティが高い
利用条件
  • 共有ワークスペースでのみ利用可能
  • ワークスペースのオーナーまたは管理者で、Builderプラン以上が必要
  • ワークスペース内の他のメンバーは、無料プランでも作成済みの連携を利用できます

社内で使っている独自のAPIや、パートナー企業のAPIなど、チーム全体で頻繁に使うAPIを登録しておくと便利です。各アプリで個別に設定する手間が省け、管理も一元化できます。

こちらはかなり難易度が高いです。非エンジニアの方でアプリに実装したい場合には、エンジニアの手を借りるのがオススメです。

Base44なら、コードを書かずに外部サービスと連携したアプリが作れます。Gmail、Slack、Notionなどの人気ツールとも簡単接続可能です。

まずは無料プランで試してみませんか?Base44の公式ページはこちら

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Base44の連携機能を活用してアプリの可能性を広げよう

Base44は、さまざまなレベルで外部サービスと連携できる仕組みを提供しています。これらを活用することで、より使いやすいアプリの開発が可能になります。

選び方のポイントは以下の通りです。

  • 簡単に使いたい
    コネクターを利用(Gmail、Slack、Notionなど)
  • チーム全体で使いたい
    カスタムOpenAPI連携
  • AIチャットで情報を参照したい
    MCP接続
  • カスタマイズしたい
    バックエンド関数で独自に実装

ただしAPIキーやMCP接続は、非エンジニアの初心者にはハードルが高いかもしれません。まずは組み込み機能やコネクターで試してみて、必要に応じて高度な連携方法に挑戦するのがおすすめです。

Base44の連携機能を活用すれば、単体のアプリでは実現できなかった、より便利で実用的なアプリを作ることができます。ぜひ、試してみてください。

Base44を始めたい方は公式ページから

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!